トゥルー・クライム
Sunday 28th August 2005 09:41
なん
アメリカという国はやはりいつまでも根強い人種差別ってあるんだよね。黒人というだけで、犯人という洗脳があるのかなぁ。証人が白人で、人って少し話しをオーバーに話したり脚色したりする場合があるじゃない?それの典型なんだよ。本当ははっきりと銃を持っていたところを見ていないのに、見たと言ったりね。だって犯罪の証人という立場で、正義の味方気取りでテレビであれこれ話しているので、だんだんと勘違いと、事実とが入り混じってきてしまうんだよ。そういう点をスティーブは指摘するんだよね。
スティーブは決して立派な新聞記者でもないんだよ、トラブルを起こしたり、家庭では浮気をしまくりで、さらにアル中にもなったことがあるみたいだ。そういう人間なんだけど、根本の正義は芯があって、なんとか時間がないなりに真犯人の証拠を突き止めようと努力するの。
一方の囚人のフランクは、昔はワルで刑務所にも入った事のある男なんだけど、敬謙なキリスト教信者の妻と知り合い、神様を信じるようになり、改心して妻と子供と幸せにそしてまじめに暮らしていたんだ。それがたまたまその殺人現場に居合わせたことで犯人にされてしまう。彼は無罪を主張するけれど、前科のことや黒人であることなど、また証人の存在によって有罪になってしまう。死刑の最後の最後まで、妻と子供と過ごす様は見ていて、なんだか胸が詰まった。だって冤罪だからさ。
日本の死刑はどんなのかわからないけれど、あれはアメリカの死刑というのはあんな感じなんだろうか?最後は好きな食べ物を食べることが出来、タバコとかそういうのもOKで、妻と子供などの面会もある程度長く許される。それも鉄格子の中で、一緒に触れ合うことが許されるのだ。電話もOK。そして最後は公開死刑なんだよ。周りに取材陣などもいるところで死刑執行。日本は知らないうちに死刑が執行されて、実行したらしばらくして、死刑がされたって報道されるよね。まあどちらがいいとはなんとも言えないんだけど。
アメリカは裁判の様子も公開したりするので、そういう意味で死刑も公開するんだろうなぁ。これが自由の国という事かと、いろいろ考えることがあった。
とくにお涙頂戴的な描き方もしていないので、これはなかなかいい映画と思われます。お勧めの1本。
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