インファナル・アフェア III 終極無間

Friday 23rd September 2005 10:29
なん


今回はヤンは死んでしまっているので、新たに登場はしないのだけど、過去の話として、どうして彼は精神科に通っていたのかとか、マフィアの中でのヤンの立場とかそういうので現れる形になっている。

一方ラウは生き残っているので、ヤンが殉職してからのその後が描かれているのだけど、彼はマフィアに属していたものだけど、本当に警察官になりたかったんだろうなぁと思う。つまり善人になりたいとずーっと言い続けていたことが、衝撃のラストになってしまうのだ。

マフィアである自分を消し去りたいと思っていたに違いない。だから彼はどんどんと警察官であったヤンと自分を重ね合わせていくのだ。以下完全にラストが書いてありますので、マウスで反転して読んでください。→(
そしてついにラウは精神的におかしくなっていくんだよね。自分がヤンだと思うようになる。そして目の前にいるヨンがマフィアであるラウ(自分)だと思ってしまう。そしてラウがマフィアであるという証拠のテープを、自分自らみんなの前で公開してしまうのだ。だって彼は自分のことをヤンだと思っているから、ラウはマフィアだと摘発しなくてはいけないのだから。)
哀しすぎる。自分が壊れてしまって、自爆するその様は。彼の流す涙が異様にせつなかったよ。こういう生き方しかできなかったのか、ほかに道はなかったのかって。それこそ無間道そのものなんだけど、あーせつない。

さらに彼がその後とった行動は→(自分のあごを銃で打ちぬき自殺を図るんだ。なのにである、ラウは命を取り留めてしまうのだ。それも脳に障害を残して。車椅子に座りながら、喋ることのできないラウはマリーが会いに来た時に、右手の指でモールス信号を打つんだ。これは潜入の時に、相手にわからないように会話をするための方法だったんだ)

終わりのない苦しみと痛み、そして哀しみをこれからも彼は続けて行かなくてはならないのだ。神様そこまで彼をいじめなくてもと思っちゃったな。そういう意味では殉職したヤンの方が幸せだったのかなとも思う。ヤンはヤンで潜入はもう嫌だ、警察に戻りたいっていう希望が、死亡してからかなえられるという現実ではあるけれど。それでもラウよりかはいいような。

でもラウはああなることで、彼は幸せを感じているのかもしれない。ああすることで本当の善人になることができたのだから。哀れではないのかもしれないな。

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