東京タワー
Friday 21st October 2005 23:11
なん
つまりエリートの夫がいて、生活には不自由がなく、仕事も自分で店を経営して順調だ。夫は不器用なので、愛情表現がいまいちなのだが、詩史のことを愛しているにはいる。逃げ出したいようなDV夫とか、浮気しまくりの夫という事もない。なので多少の不満はあっても、そこそこ夫との生活も維持はしているのだ。そういう逃げ場を作っておいて、若い透との情熱的な恋愛の蜜だけ味わっている。
一方の喜美子はちょっと違う。喜美子の夫は駄目だありゃあ。妻のことなんてなんとも思ってない。単に家で家事をやってくれる存在程度にしか考えていないような夫だ。そんな日常の寂しさの中、駐車場で車の車庫入れを手伝ってくれた耕二に恋してしまう。耕二はどうも年上の女が好きみたいで、遊び半分の気持ちもあったようだ。だけど遊んで捨ててやろうというほどひどい男でもない。若いから人妻を夫から奪ってどうのという所までの真剣さまでもてないだけなんだろうな。耕二なりに喜美子のことは愛していたとは思うが、喜美子の愛と耕二の愛は点で交わっても、線で交わることはないと思う。なのでこの二人の未来は最初から見えているよなぁ。
といったような不倫が展開されて、それぞれの最後が描かれている。
映画としてはどうなのかと思うが、綺麗にまとまってはいるよ。ああいう終わり方で正解なんだろうなとも思うし、東京の夜景も美しくおしゃれだし。ただ現実にはあんなふうに恋愛は進まないだろう。もっとお互いに傷つけあいどろどろになるのが人間だし。なので不倫を美しく仕上げていて、そういうのに浸りたいなぁと思う時はいいと思う。つまらなくはないけれど、これは究極の不倫映画よというほどのものでもない。
【STORY】
エリートの夫を持つ詩史は、自身もセレクトショップを経営している。そんな詩史は3年前から、店を訪れた友人の息子で当時18才の透と恋に落ちる。そして現在も、大学生になった彼と愛し合っている。一方、透の高校時代からの友人である耕二も、同年代の彼女がいながら、人妻の喜美子と関係を持ち始めるのであった。
ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
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