スケルトンキー
Friday 10th March 2006 20:00
なん
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原題 THE SKELETON KEY
2005年 アメリカ公開
上映時間 104分
監督 イアン・ソフトリー
出演 ケイト・ハドソン/ジーナ・ローランズ
お勧め度 image[★5つ]
ケイト・ハドソンが出ているホラーなんて、どんなもんか興味深々で借りてみた。宗教的な色が濃いのと、アメリカの南部の人種的な差別の話とがかみあわさったサスペンスホラーかな。どちらかという心理的恐怖が強い作品。DVDのパッケージなんて、すごいどろどろしたオカルトって雰囲気満載だけど、ちょっと違うんだな。へんてこな怪物とかスプラッターは出てこないから安心して。
アメリカの屋敷はやっぱり恐い。古い屋敷には開かずの間のようなものが必ずあって、その部屋で何があったのか?という謎の部分。それに呪術があわさって、怪しい雰囲気満載になっている。そして主人公はその謎解明のためにありとあらゆることをするのだけどという進行で進んでいくのはいつものパターン。だけどそれだけではないというのかな。
ラストのオチは予想外、そうきたかぁーと驚いた。そういう意味で、こんな展開になるんじゃないかと想像していたのを通り越して、その先の展開まであるので、結構楽しめると思う。いろんな伏線も張り巡らしてあるし。そういう話ってあんまり書くと、ねたバレしすぎて面白くないから難しいよね。
この映画に出てくる呪術って、信じなければ全く効果がないというもの。ただし信じたらかかってしまうという。人間って信じるっていうものに対しては、すごいパワーが出たりするよね。宗教だって、信じるものは他から何言っても聴く耳もたなかったりするわけで、洗脳されちゃったりするし、そういうのを利用しているんだろうね。
この映画って日本では劇場未公開だったらしいのだけど、これは結構面白い部類だと思うんだけどね。まあオカルト系は当たり外れあるし、アメリカ南部の呪術っていうと、日本にはなじみが薄いという印象があるのかもしれないけど。
DVDにしてはとても掘り出し物の1本だと思う。
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