エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画

Tuesday 4th April 2006 08:00
なん


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原題 SERVING SARA 
2002年 アメリカ公開
上映時間 100分
監督 レジナルド・ハドリン
出演 マシュー・ペリー/エリザベス・ハーレイ

お勧め度 image[★2つ]

これはアメリカの離婚システムを理解していないと、いったいなんじゃ?と思うことしかり。という私もよくわかんないんだけど、州の法律によって財産分与の額が違うってこと。何でも離婚を申し立てた方が在住する州の法律が適応されるみたいなのだ。だから相手に通告書を先に渡した方が離婚の条件などに対して有利に動いたりするらしいのだ。←さっぱりわからん

この映画で言えば、夫が妻に対して先に通告書を渡せば、テキサスの法律により財産分与も少なくてすむので夫に有利になる。逆に妻が夫に先に通告書を渡した場合は、NYの法律により妻に対しての財産分与の額もかなり増えるらしいのだ。だから二人とも、誰よりも先に通告書を渡したいと思うのよ。

これって変な法律だよね。先も何も離婚って平等に判断されるものじゃないんだ。後先っていう理屈がよくわからない。だからこういう書類を相手に誰よりも早く届けて、そして証拠の写真を撮るなんていう仕事が存在すること自体、日本人の私にはなじみがない。さらに夫婦なのに、いくら金持ちとはいえ、住む州が違うっていうのもよくわかんない。別居という事なんだろうけれど、夫が離婚通告書を送るまでは、妻はまさか夫がそんなこと考えているなんて思わないというか、らぶらぶな夫婦だと思っていたわけだからねぇ。そんな二人がなぜ別居?

そんなアメリカのシステムが理解できてないもんだから、面白さが半減するというのだろうか。それにコメディだから目くじら立ててもしかたないけれど、あまりにも二人が非常識。ホテルに泊まるお金がないので、ただで泊めてもらおうとおっぱい見せちゃったりするし、空港で履いてたジーンズが破けて半ケツ状態になったからって、他人の荷物あさって、着れそうな服をいただいちゃうって、それって盗みっていうんだよって突っ込みたくなることばっかなんだ。

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