同じ月を見ている
Tuesday 27th June 2006 12:57
なん
ネタバレ→(ドンちゃんが最後は死んでしまうんだけど、放火犯の子供のために心臓移植のドナーになってしまう。それもドンちゃん本人の意思も家族の意思も聞かぬままというか、確認もとれないのに、そんなんで移植できんのかよとつっこみたくなった。さらに窪塚演じる鉄矢は、ドンちゃんがかばってはくれたけれど、本当の意味でエミの家が火事になってしまったのは、鉄矢のつけた火のせいであるのに、なぜにエミはその事実を知ってもなお、鉄矢に寄り添っているのか?許せるのか?さらによく考えると、エミが大切な絵が家の中にあるから取りに行くなどと我侭をいわなければ、父は炎の中家の中に戻り、結局死んでしまうという結果などにはならなかったわけで、エミは火をつけたものを憎んでいるが、実際に父の焼死の原因を作った一部は自分の言動にあるということを、お前は忘れていないか?またドンちゃんの脱走の理由が、結婚するエミと鉄矢のために、絵を届けるって、もうすぐ釈放されるときに、そんなどうでもいい理由で脱走するっていう真理がわかんない。)というような、おや?と思う場面が多々あるのがとっても気になる作品だった。
それでもエディソン・チャンは男前だし、ドンちゃんの心の美しさと、久保田の歌がとってもよかったので、ポイントは上がる。いえね、私はこの映画決して嫌いじゃないのよ。どっちかというと好きなのに、もったいないと思う部分が多すぎて、そういう意味で悔しいのだ。
【Story】
恋人であるエミの心臓病を自らの手で治したいと医者になった鉄矢。ある日エミと鉄矢の幼なじみのドンが、刑務所を脱走したという知らせが届く。ドンはエミの父の命を奪った山火事の犯人として服役していた。ドンの脱走の知らせに、鉄矢は激しく動揺するのだった。
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