秘密のかけら
Tuesday 4th July 2006 11:08
なん
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原題 WHERE THE TRUTH LIES
2005年 カナダ・イギリス・アメリカ公開
上映時間 108分
監督 アトム・エゴヤン
出演 ケヴィン・ベーコン/コリン・ファース
お勧め度 image[★3つ]
謎解き話としては楽しいんだけど、ラストがあっけなくて、えっ???それだけ?って感じがしたのは私だけ?当時のショービジネスの世界を知っていると、もっと楽しめたのかなぁ。
ラニーとヴィンスというコンビが、ある事件が起きて突然コンビを解消してしまうのだけど、その事件というのが彼らの泊まるホテルの部屋で、大学生のモーリーンが殺されているのが発見されるというものなんだ。犯人は二人なのかはたまた別人なのか?だけど事件は迷宮入り。
それから15年の時が経って、ジャーナリストのカレンが、本当の真相はなんだったのか?誰が殺したのか?というのを取材し始め、真相はいかにという謎解きが話のポイントだ。
それで話はこの事件が起こるまでの経過が流れるんだけど、カレンがなぜこの事件に興味を持ったのか?単なる好奇心だけなのか、それとも別の動機もあるのか?なんていうことと絡めながら、過去と現在を行ったりきたり。
それにちょっとエロティックな雰囲気がかもし出されていて、退廃的な雰囲気が漂っているんだけど、引っ張って引っ張って、最後のおちが私にしたら物足りない。
ネタバレ→(結局二人は、華やかなショービジネスの世界において、女とも自由に遊んできたわけだ。その中の一人がモーリーンで、ただモーリーンとの関係において、ヴィンスがバイセクシャルであるという秘密がわかってしまう。当時(1950年代)のショービジネスの世界では、それはものすごいスキャンダルねたで、モーリーンはこの秘密をねたに二人をゆするような発言をする。モーリーンも今のカレンと一緒で、こういう暴露ねたに、自分の名前を売り出したいという野望があったんだよね。だから二人の誘いにものってきたし。
とここまで書くと結局二人がゆすりをねたに殺したと思うだろうが、違うのだ。二人の側近というかマネージャーのような存在が殺したのよ。だけど二人ともかなり酔っていたので、ラリーはヴィンスが殺したと思っているし、ヴィンスは覚えてないが、自分が殺してしまったのかもと思っているという悲劇。二人は最高のコンビでもあるのだが、お互いに思いやりからなのか、真実を確かめようとしないで離れていった、そのあたりの悲しさもある。)
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