ユニコーン・キラー

Sunday 22nd October 2006 18:35
なん


image[ユニコーン・キラー]原題 THE HUNT FOR THE UNICORN KILLER
1998年 テレビメディア公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 ウィリアム・A・グレアム
出演 ケヴィン・アンダーソン/ナオミ・ワッツ

お勧め度 image[★2つ半]

ナオミ・ワッツって結構好きな女優なので、借りてみた。何でも実話らしいし。この事件はまだ解決していないらしいよ。

ヒッピーの教祖みたいなアイラ・アインホーンという男は、ホリーと恋人同士になる。最初は魅力的に思えたアイラも、だんだんと自己中心なだけの男ということがわかり、ホリーは愛想をつかし別れようとするが、そうするとアイラは豹変するという。そしてその日からホリーは失踪する。

失踪の原因はなんなのか、ホリーは生存しているのか否か。そしてアイラの部屋のトランクからホリーの変わり果てた姿がみつかる。

という事件なんだけど、アイラはいまだにつかまってないそうだ。フランスに逃亡して、フランスでは犯罪者の引渡しがないらしく、今でもフランスにいるみたいよ。

限りなく黒に近い男だけど、裁判となるとなかなか決定的な証拠がないらしい。いくら死体がみつかったといっても、アイラは自分は嵌められたといい続けているみたいだし。

前半はアイラとホリーが出会い、そしてお互いに惹かれあう様子が描かれていて、ここまでが長い。後半はホリーが殺されて、アイラの犯罪を立証できずに、ホリーの家族や警察の苦悩みたいな点が描かれているというのかな。

でもアイラみたいな男っているよね。カリスマともてはやされ、自分が一番と思い、女はお飾り程度にしか思わない。だけど独占欲は激しく、女から別れを告げられるのにはどうにも我慢できないというか。かわいさあまって憎さ百倍状態で、離れていくのなら殺すといった実に短絡的な発想の持ち主。アイラはそういう典型的な男。

またホリーも優柔不断というか、自分がなくふらふらしてばかりいるんだよね。やっとアイラから離れようと決心したときには、殺されてしまうというのか。かわいそうな女でもある。

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