フォーリング・エンジェルス

Tuesday 31st October 2006 07:23
なん


image[フォーリング・エンジェルス]原題 Falling Angels
2003年 劇場未公開
カナダ・フランス制作
上映時間 100分
監督 スコット・スミス
出演 ミランダ・リチャードソン/カラム・キース・レニー

お勧め度 image[★2つ半]

1960年代から70年代に変わる時代の出来事。その時代のカナダの一家の話で、暴君な父親とアル中の母親、そして3人の娘たちの話。

父親がへんてこ。時代的な背景もあるのだろうが、自宅の庭にある核シェルターで、訓練だといって家族を2週間くらい閉じ込めるということを強制したりするんだ。自分だけでやってほしいが、無理やり家族も巻き込んでしまう。そんな父親に子供たちは反抗心はあっても、逆らうことができず、ストレスがてんこもり。

そんな家庭で3人の子供たちは思春期を向かえ、3人ともその中で親からの自立や大人への階段を上る話というのかな。家族という軸があり、3人それぞれのエピソードがあるんだ。ヒッピー文化に傾倒していくとか、不倫で子供を妊娠しちゃうとか、同性愛にひかれていくとか。

救いがない話ではないのだけど、なんせあの父親にイライラさせられて、あの映画に出てくる子供たちじゃなくても、見ている私もストレス感じてしまった。

ラストはある意味ハッピーなんだろうなとは思うのだけど、好き嫌いがあるかもしれないと思った。たぶん60年代のカナダの時代背景が想像つかないので、自分の中ではあまりリアルに感じられない。

【Story】
1969年のカナダの田舎町にフィールド家がある。父親ジムは元軍人、母はアルコール中毒から精神に破綻をきたしている。そんな両親のもとで3人の娘たち、長女ルー、次女サンディ、三女ノーマは、思春期を迎え大人になろうとしていた。


comments (2)
trackbacks (0)


<< バイバイ、ママ
ビハインド・ザ・レッド・ドア >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.24R]