サンタクローズ
Saturday 27th January 2007 12:48
なん
image[サンタクローズ]原題 THE SANTA CLAUSE
1994年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 97分
監督 ジョン・パスキン
出演 ティム・アレン/ジャッジ・ラインホルド
お勧め度 image[★3つ]
連日クリスマスの話の映画ばっかりで恐縮です。
この映画のタイトルはサンタクロースではない。クローズである。CLAUSEは契約という意味があり、なんとこの映画はサンタの契約をした男の話なんだ。
サラリーマンのスコットがある日突然サンタクロースになるという。屋根から落ちてきたサンタの代わりに、サンタの契約をして、サンタクロースとして働くことになってしまう。スコットは妻と離婚していて、前妻のところにチャーリーという子供もいる。
サンタの契約をする羽目になったスコットはだんだんとサンタの体になっていくんだ。お腹が出て、白髭が生えて、いかにもサンタクロース。チャーリーは自分の父親がサンタになったことに大喜びなんだけど、パパがサンタになったなんて、ふつう世間からみたら子供の妄想としか受け取られない。ママはそんなチャーリーを心配して、元夫に会わせるのを止めようと、親権変更まで訴えられるはめになる。
というようななんともファンタジーな話なんだ。スコットがサンタになるのは見ものだよ。どんどんとでっぷり太って、ひげなんて剃っても剃っても、すぐにもじゃもじやとひげが生えてくるんだ。
素朴な疑問の、煙突のない家には、どうやってサンタクロースは入ってプレゼントを置いていくんだろうという、子供なら誰でも考えるような疑問も、この映画では描いている。そしてサンタのいる北極の世界がどうなっているかなど、お子さま向けのムービーであるには違いないのだけど、悪い話しではない。
クリスマスという一年で一番楽しい時期の夢見るサンタの世界と、現実のアメリカで、親が離婚して、子供は新しいパパが出来ていう家庭。そんな中、元パパとの面会権のこと、親権の争いのことなど、現実的な社会の問題を取り混ぜたファンタジーといったらいいのだろうか。といっても堅苦しい物語ではないので、ほほえましく見れる一本。
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