ジャケット

Sunday 11th February 2007 14:29
なん


image[ジャケット]原題 THE JACKET
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 103分
映倫 PG-12
監督 ジョン・メイバリー
出演 エイドリアン・ブロディ/キーラ・ナイトレイ

お勧め度 image[★3つ]

『バタフライ・エフェクト』みたいな話。タイムスリップするんだけど、『バタフライ・エフェクト』は過去に戻って、自分の人生をやり直す話。この映画の場合は逆で、未来に行って過去の自分を知るというのだろうか。

一見とても楽しそうな話なんだけど、 15年後の未来に行くには、精神病院の死体安置所の棺おけに入り、そこで拘束衣を着せられないといけないというのが、なんじゃそりゃって思っちゃって、何ゆえに拘束衣?それである必然性があまり感じられないので、話にのめりこめなかった。

ジャック役をエイドリアン・ブロディが演じているのだけど、どうも彼は『戦場のピアニスト』の印象が強く、暗いイメージが先にたってしまって、恋の話もあるのになんかパッとしない。

ジャックは戦争で頭を撃たれ、記憶傷害の後遺症をおうはめになる。そのため兵役を途中で解除されて帰国することになる。その旅の途中でジャッキーという少女に出会う。そしてそのあとにヒッチハイクで知り合った男による殺人事件に巻き込まれて、なんと犯人にされてしまうんだな。それもなぜか刑務所ではなく精神病院に入れられる。心神喪失かなんかの判決が出たのだろうか?そのあたりあいまい。

でもその精神病院がひどい。人体実験みたいなことをこっそりやっているんだよね。ジャックは死体安置所の棺おけみたいなところに閉じ込められて、拘束衣を着せられてしまう。明らかに人権無視の出来事。

それがなんとそこに入り拘束衣を着せられると、なぜか15年後の未来にいけるという。死体安置所がタイムマシーンかよ。ところが15年後の自分はこの世に存在しないことを知っちゃうのよ。つまり自分は死んでいる。そこでジャックは、何で自分は死んでしまったのか?という、自分の死因探しを未来ではじめるんだ。それも一番最初に出会った、あのジャッキーという少女とともに。ジャッキーは15年後の未来では、大人の女性に成長しているわけさ。

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