イルマーレ

Wednesday 14th March 2007 00:55
なん


image[イルマーレ]原題 THE LAKE HOUSE
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 98分
監督 アレハンドロ・アグレスティ
出演 キアヌ・リーヴス/サンドラ・ブロック

お勧め度 image[★4つ半]

2001年の韓国のオリジナルが未見なので、比較にはならない。だけどキアヌとサンドラとあっちゃあ見逃すはずがない。私この二人好きよ。

結構この作品は自分としては楽しめた。ただしタイム・パラドックスを考えはじめると、つじつまあわないだろっていうつっこみどころはある。この話の二人は生きている年代が違うのだ。この過去と未来の人間が文通しちゃうんだよね。そこからして無理な話だから、どうしても矛盾が生じるのはしかたない。なのでそこを深く追求すると、話についていけなくなってしまう。なので単純に過去と未来の男女が文通して、お互いに恋心を募らせていくと考えて、さらりと見ることをお勧めする。

なんていうのか、キアヌもサンドラも実年齢は40歳代なわけで、映画の設定の年はわかんないけど、若くはないということは確か。だから若いころのように欲望のまま突っ走れ恋愛ができない。二人がキスしたいのにしそうでできないもどかしさとか、そういう含みというか、そのあたりはとてもうまい。

そんな二人なので、ラスト近くのサンドラ演じるケイトが手紙をにじりしめて声を殺して泣くシーンはぐっと胸に来るものがある。ラストは賛否両論があるとは思うのだけど、私はこの映画の二人にはあれで満足している。なんかちゃらちゃらした感じがないので、こういう映画好きだよ。機会があったら韓国版も観てみようかな。

それにしてもキアヌとサンドラは実生活でも友達同士みたいで、仲のよい友達でいいねぇ。←映画とは何の関係もない

【Story】
湖の岸辺に建つガラス張りの一軒家に住むケイトは、シカゴの病院に行くことになり、この家から引っ越すことにした。彼女は次の住人に自分宛の手紙の転送を頼もうと、郵便受けに手紙を残し引越ししていった。一方アレックスは家族の思い出が詰まった湖の家を買い取り、そこへ引っ越してきた。彼はそこで郵便受けにアレックスの手紙を発見する。

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