地下鉄(メトロ)に乗って

Saturday 30th June 2007 08:18
なん



とはいうものの、そんなにつまらないわけではないのです。だからもう少し味付け変えれば、もっとおいしくなったのにという残念賞なんですね。盛り上がりに欠けるというのでしょうか。岡本綾さんってどうにもみち子役にあっていないような気がするのは私だけでしょうか。だって岡本さん演じるみち子の狂おしいせつない思いがあの物語の軸になるのに、あまりにもお茶漬けさらさらって感じなんですもの。

と書きながらも、なんていうのかこういう映画は嫌いじゃないので、惜しい実に惜しいといった気持ちがあります。『Always 三丁目の夕日』とは全く違った雰囲気ですが、昭和39年の東京を味わうにはいいかもしれません。

【Story】
真次は父が倒れたという連絡を弟から受ける。父とは家を出て以来一度も会っていなかった。そしてその日は兄の命日でもある。そんなことを考えながら地下鉄の地下道を歩いていると、兄に似た人を見て追いかける。そのまま地下鉄を出ると、そこは東京オリンピックを目前にした昭和39年だった。

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