インサイダー
Saturday 23rd July 2005 14:26
なん
バーグマンも負けてはいないんだよ。番組関係者は、圧力に屈するの。それもよくわかるんだよ、今までの地位や名誉を簡単には捨てられない、クビにはなりたくない。誰でも思うと思うのだ。だけどバーグマンだけは負けないんだ。何が何でも放映するために、せっかく自分を信じて内部告発をしてくれた、ワイガンドに報いるために。ありとあらゆる人脈を使って。世間に知らしめる努力をする。
すごいよ、ホント涙が出てきたんだよ。別にお涙頂戴の映画ではないはずなんだけど、彼らの正義感に涙が止まらなくなった。企業相手だよ、個人がどこまで戦えるか、つぶされるのがオチだよ。だけど自分の信念の元、人間としての正義とは、それを貫く意志の固さ、そんなものが実に心を揺さぶる。
私は仕事をしていて、ここまで一人で戦えるだろうか?戦えないと思う。そんな自分の弱さをよく自覚している。だからこそこの映画は私の心にガツンときた。人質が家族の未来なんだよ。それを失うんだ。怖いよ逃げたいよ、でも彼は言うんだ「別れた娘たちに、自分がしていることを正しいとわかってもらうために、番組を放映して欲しかった」って。ワイガンドは弱い人間なんだよ、情けない部分もたくさんある、だけどそんな人間が信念を貫いて、巨大企業を相手に戦う姿は、感動を与える。
これは男の映画ですね。かっこいいよ。最後はワイガンドの告発もちゃんと世間に知らしめることもできて、彼自身も新しい教師という職業で生きていくことができて、ハッピーエンドなんだよ。一方のバーグマンはCBSを退社するんだ。あっさりと。その言い分としては、自分はネタの提供者には、自分を信じろといい続けてきた。でも今回のことで多分信じろっていうことになった。そんなことでは誰も真実を語る勇気は持てないって。そして「一度失った信用は、回復できない」って言って去ってゆくの。
あーなんて潔いんだ。アル・パチーノの演技もすごいんだなぁ。
ラッセル・クロウとアル・パチーノ、この二人の演技見るだけでも、価値は十分あるくらいいい映画だと思う。
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