セッション9

Sunday 24th July 2005 22:28
なん


雰囲気は恐いんだよね。やっぱり昔の精神病院という気味の悪い環境の中で仕事をしなくてはいけないわけで、そこにいた患者の生活のにおいみたいなものは、廃墟とはいえ依然として残っているんだよね。部屋中に写真が飾られていた部屋とかもあるし、また昔の治療経過を録画したテープとかまで残っているんだ。
作業員の一人なんて、そのテープを見つけて、仕事の合間にそのテープを夢中になって聴いているんだよ。そのテープには多重人格になっている患者の治療が録音されているの。そんなことやっていて、アスベストの撤去作業はどうしたんだとつっこみを入れたくなったけど。

そんな中、だんだんと作業員がいなくなっていくんだよ。建前としては、仕事がたいへんで逃げたとか、そういう事でみんな納得したりするんだけど、事実は殺されていったんだよね。

なんか暗い雰囲気でさ、見ていて気が重くなっていくんだよね。結局精神病院というのにひっかけて、アスベストの撤去作業に来ていた男が、精神病になっていたという事につきる。精神を病んだがために、次々に殺人を犯すという事なんだよ。その精神を病んだ理由も暗いんだよ。なんか鬱々とした気分になるので、気持ちが鬱になっている人は見るのやめた方がいいような気がする。だってショックなことがあってとかいうよりも、ホンの些細な事で人って精神を病んでしまうんだなって思ったら、なんか自分もそうなるかもしれないよなぁと思って、実に暗くなった。天気のいい日に、能天気な気分の時に見た方が絶対にいいよ。

だから恐い映画というより、暗い映画というのが正しい。

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