偶然の恋人

Wednesday 24th August 2005 20:05
なん


アビィたちは夫の飛行機事故によって、愛する人を失う悲しみと罪悪感があるんだよ。夫は家族のために早く帰りたがっていた。もし自分らが夫の帰りを早くとせかさなければ、夫は次の日の飛行機で帰ってきたかもしれない。子供までそう思うんだ、自分とクリスマスツリーを売る約束がなければ、パパはって。

一方バディは、自分が空港で知り合った女性と、一泊しようなんて気を起こした上、さらにグレッグは早く帰りたがっているから、自分のチケットを譲ってしまった。そんなことしなければという罪悪感。

みんながそういう気持ちを持っているので、それぞれ立ち直れないでいる。バディはアルコール依存になってしまい、入院するはめになる。アビィはいっけん、それなりに立ち直り仕事もはじめているように思えるんだけど、心の中では全然受け入れられていない。

というのもバディに知り合った当初は、夫とは離婚したと言っているんだ。夫の死を受け入れられないからね。離婚したというのに、話すのは夫の話ばかりなんだ。でもだんだんとバディの優しさに触れて、心を開いていくことができるんだけど、バディは自分がチケットをあげたことを話せないで、ずるずると時間だけが過ぎていくんだ。確かにそれを言ったら、アビィとの恋は終わってしまう。そう思って言い出せないという気持ちはよくわかる。だが早く自分の口から言うべきだなと。どう考えてもアビィとこのまま付き合っていくとしたら、遅かれ早かればれることであるとおもうのだが。

そんな葛藤がそれなりに書けているんじゃないかなと思う。人間としての悩みとか感情とかね。原題の"Bounce"は元気よくはねるという意味だよね。まさに二人とも前を向いて、元気に生きていかないといけないねって感じがするね。それからいくと邦題ってまとはずれ。だけど現実問題としたら、こだわってしまうだろうし、そんなに映画みたいにうまくいくはずがないとは思うけど。

結論は想像したとおりだろうし、展開も読めるけれど安心して最後まで見れる映画です。無難な映画といったらいいかな。

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