ポリー my love

Sunday 18th September 2005 19:44
なん


ポリーはルーベンと正反対で自由奔放に生きている人間なんだ。つまり両極端な性格。ルーベンはものすごい潔癖症なので、バーなどで出されるナッツは絶対に食べない。ナッツを入れているボールは、何人もの人間の手が触れたものだから、細菌がうようよいるって言って手をつけないんだ。エスニック料理を食べれば、刺激が強すぎてすぐにおなかをこわしてしまう。失敗をしたくないから、パソコンでデータ分析して、リスクを最小限に減らそうとする。クラブで踊るなんてもってのほか。

一方ポリーは、ナッツなんてへっちゃらで食べれるし、多少床に落としても拭いて食べちゃったりする。エスニックが大好きな上、クラブでサルサを踊ることが楽しみなんだ。

という事ごとく正反対の二人なんだけど、それでも引かれあうものがあるんだよね。ルーベンは途中妻がやり直したいって言ってきたりしたときに、この期に及んでまたリスク分析するの。妻対ポリーで、どっちがよりリスクの高い女かどうか。でもそれでも心は決まっているんだよ、だってポリーのほうをいいように解釈してるんだもん。

この映画に無口なお父さんが出て来るんだ。ホント喋らない。でもここぞというときに言う言葉がとてもいい。

「過去にすがったり、未来に期待するな。今を生きるんだ」「つまらないことに悩むな、今を楽しめ」「そう思って生きれば、結果がついてくる 何倍にもなって」っていうせりふがあるんだけど、心にぐさっときます。

これはルーベンの友達であるサンディが、昔映画に出演したことにとらわれて、今は落ちぶれているのにその現実に目を向けないで、いつまでも昔の栄光にとらわれているときに、このお父さんが言うんだよ。さらに「またいつものくせがはじまったな 君の唯一の出演映画は、大昔の話だ。なのに自分は名優だとおもっている。そんな幻想は捨てて人生を踏み出せ」って。

この言葉でルーベンも、妻に逃げられたのは過去のこと、今はポリーのことが大好きなんだって再認識するんだ。ルーベンは一生懸命なんだよね。おなか壊すのに、ポリーの好きなエスニックを食べたり、サルサが好きなポリーと一緒に踊るために、一生懸命サルサを練習したり。憎めない人です。ほほえましい気分になるかなぁ。気軽に楽しんで頂戴っていう映画だった。

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