ステップフォード・ワイフ

Thursday 18th May 2006 21:12
なん


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原題 THE STEPFORD WIVES
2004年 アメリカ公開
上映時間 93分
監督 フランク・オズ
出演 ニコール・キッドマン/マシュー・ブロデリック

お勧め度 image[★1つ半]

これって髄分前からTSUTAYAにあるんだけど、今だに三泊四日なんだよね。そんなに人気があるのかしらないけど、二コールが出ているしと思って借りたんだけど、うーん、これはいただけない。こういうネタだとは思わず、『フォー・ガットン』の時みたいに、まさかだろうなと嫌な感じで進み、やっぱそういうオチなの?勘弁してくれと思った。

ただニコールは美しい。最初はバリバリのキャリアウーマンといった感じで、黒い服装に黒い髪、ショートカットで登場。そのあとステップフォードの妻になったときは、ブロンドのロングヘアに、花柄のワンピースで登場。そのどちらも似合っているし、お人形のような美貌は、この役にはぴったりかもと思った。

ステップフォードという土地(実際には存在しない)は、男の願望でもあり、かつ女の願望でもあるということなのか。人形のような従順な女を求めた男と、そんな男に反発しつつも、男の庇護を求める女が作り上げた、実に怖い世界だと思われる。

ただこのB級さは、ちょっとついていけなかった。以後ネタバレ→(だってさ、できる女と結婚した男はコンプレックスがあって、心の願望としては妻を従順に扱いたいと思っている。そんな男たちは、ステップフォードの妻たちの頭に、ロボットのように動くナノチップのようものを埋め込み、自分の思うがままに動かしているという。つまり女は金髪で花柄ワンピースを着て、料理洗濯などの家事が得意。というようなロボット妻に仕立てるという話なのだ。ニコール演じるジョアンナは、何かおかしいと思いながら、この土地のおかしさを探ろうとしていた。事実を知ってもまさか自分の夫は、人形のような妻を望んでるとは思いたくない。だが結果は…。)

ここまででもなんじゃこりゃと思った。さらに最後はびっくり仰天、まさかこんな落ちだとはというような、苦笑いの結末が待っている。私はちょっと遠慮したいと思うのだった。だけどホント、ニコールの美貌は見て損はしないので、かろうじてこれでポイントがついたという程度。

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