ブラザーズ・グリム

Saturday 20th May 2006 00:34
なん


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原題 THE BROTHERS GRIMM
2005年 アメリカ・チェコ公開
上映時間 117分
監督 テリー・ギリアム
出演 マット・デイモン/ヒース・レジャー

お勧め度 image[★2つ]

気持ち悪い映画だった。というのも私は虫とかが嫌いなので、あのゴキブリのようにうじゃうじゃ虫がはいずる映像とかが耐えられない。オカルトホラーの気持ち悪さとは違うグロさというのかな。なので虫が嫌いな方は、見ているとぎゃーっと思う場面は数多くあり。

といっても別に虫の映画ではない。童話の世界でグリム童話を一本も知らないという人は、ほとんどいないと思うが、このグリム兄弟が主人公の話なんだ。といっても実話とかではなく、この兄弟を中心に様々な事件がおこり、そして赤ずきんちゃんとかヘンゼルとグレーテルといったような童話の誕生は、どのような状況で生まれたかという、架空のお話。

といっても決してファンタジーな、ほわほわした世界ではない。前述の虫がうじょうじょ出てきたりするし、ミイラのような女王が登場したり、どっちかというグロイ童話の世界といったらいいのだろうか。でもコメディの部分もあるので、そういう意味ではブラックなコメディファンタジーみたいな映画だ。

へたれなグリム兄弟に感情移入できず、虫が大嫌いな私は、首がポーンと飛ぶようなオカルト映画より気持ち悪いと思ってしまったので、点数低いっす。この世界観が好きな人には面白いと感じるのかもしれないねぇ。

以後ネタバレ→(村の子供たちが次々にいなくなるという怪現象に、グリム兄弟がその謎を解明しようとするわけだ。といってもこれは善意のことというより、自分たちのついたイカサマが原因で、そうしなければならない状況になったというわけ。それで村の中にある森の中に入っていくと、森の木が歩き出したり、襲われたりとかなり危ない森なんだ。そこにある朽ち果てた塔に、ミイラのような女王がいて、女王は自分の美しさと美貌を取り戻すための儀式として、村の子供らをさらってきていたというわけ。女王役のモニカ・ベルッチは美しいので、ミイラ化した姿とのギャップが激しい。)

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