バンジージャンプする
Wednesday 19th July 2006 00:40
なん
image[バンジージャンプする]原題 Bungee Jumping of Their Own
2001年 韓国公開
上映時間 100分
監督 アトム・エゴヤン
出演 イ・ビョンホン/イ・ウンジュ
お勧め度 image[★1つ]
すごい拍子抜けした映画。それにどうにも理解不能な映画。イ・ビョンホンとイ・ウンジュは美男美女のカップルで、甘いラブストーリーかと思っていたら、ありえない展開になってしまった。イ・ウンジュさんはのちに自殺しちゃって、なんか映画のことをいろいろ言われていましたねぇ。
一言で言うと生まれ変わりの映画なんだけど、愛していた人が突然自分の目の前から消えてしまう。それも何故消えたのかわからない。燃え上がった恋の炎はくすぶり続ける。これが振られたのならまだいいのだけど、突然いなくなるから、嫌われたのかそれとも違うのかもわかんないんだ。
それから15年くらい経って、恋人の生まれ変わりと思える人物に出会うことになる。相手はそんなこと全く実感していない。自分だけが愛しい昔の恋人の生まれ変わりだと感じる。
ネタバレ→(その生まれ変わりってのがさ、なんと自分の教え子なのよ。それなら教師と生徒の禁断の恋っていうのを想像しちゃうでしょう?ところががってん、その生徒は男なわけ。世間的にみたら教師と生徒というだけでスキャンダルな事件なのに、相手は男。同性愛っていう目で見られちゃうの。生徒の方だって、最初は自分が先生の恋人の生まれ変わりなんて知らないわけで、男の先生に変な目で見られて気持ち悪いし迷惑な話だよね。またどうして女性として生まれ変わらず、男に生まれ変わる設定にしたのかがわかんない。
さらに最後がいけない。二人でバンジージャンプする。いやバンジーではない、あれは二人で端の上からダイブよ。つまり死んじゃった。また生まれ変わって今度こと男と女で愛し合おうって。ありえねぇーよ。そのあたりはぼかして描かれてはいたよ、軽く見れば二人でバンジージャンしに行ったのかって。でもそんなことありえないよ、二人でバンジージャンプするためだけに、ニュージーランドに行くのかよってつっこみたくなるもん。あれは死のダイブ。
ふざけた話と、ラストははらただしくなった。だってさ二人はいいよ、生まれ変わったら一緒になんていって死んでさ。残された彼の家族と子供は?少年の家族は?いったいなにがなんだかわかんないまま、同性愛を苦に二人で自殺っていうのだけが残されるじゃん。あまりにも身勝手な話で、むかついた。
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