パニック・フライト

Monday 21st August 2006 08:42
なん


image[パニック・フライト スペシャル・エディション]原題 RED EYE
2005年 アメリカ劇場未公開
上映時間 85分
映倫 PG 13指定
監督 ウェス・クレイヴン
出演 レイチェル・マクアダムス/キリアン・マーフィ

お勧め度 image[★4つ半]

『フライト・プラン』も飛行機内のパニック映画だったけれど、あちらよりこちらの方がよっぽど面白かった。でも劇場未公開。有名女優か否かっていう差なのだろうか。それにしてもこれは劇場公開してもよかったほどの出来、うーんもったいないよ。

『スクリーム』の監督が作ったということだけど、これはホラー映画ではない、サスペンス映画ね。リサは父のいるマイアミに向かう飛行場で、リップナーという男性と知り合うんだ。優しそうでおしゃべりも楽しい人間で飛行機を待ってる間とても楽しく時間を過ごすことが出来る。そして飛行機が離陸すると、なんと隣の席の人物はリップナー。楽しい飛行機の旅が始まる…。ってな展開で始まるのだ。

ネタバレ→(ところががってんで、そのリップナーは暗殺者であったのだ。その暗殺を遂行するには、お前が必要なんだと変貌するんだよ。それも飛行機の中で。怖いっす、周りはリサとリップナーは仲よさそうなカップルとしか映らない、だけど本当は違うのだ。逃げ場はないし、助けてくれる人もいない。自分一人ならいいが、このリップナーはもしもリサが自分の要求を受け入れない場合は、マイアミにいる父親を殺すと脅されてしまうのだ。絶体絶命の危機。)

『フライト・プラン』のジュディー・フォスターが演じた役は、主人公に感情移入できないキャラクターなんだけど、この映画の主人公のリサは、一人頑張る姿に応援を送りたいというか、感情移入しやすいのだ。
危機的状況なのに、一生懸命なんとかこの状況を打破できないとか奮闘するんだけど、それがなかなかうまくいかない、そんなハラハラ感もあり、順調に話は進む。決してあきらめない姿勢が好感持てるというのか。

キリアン・マーフィって、よーく見ると不気味な男だよ。青すぎる瞳の色が怖い。それがまたこの映画を面白くしているというのだろうか。

これはレンタルでしか見れないし、DVDの本数も少ないけれど、見かけたら借りてみて頂戴。とくに『フライト・プラン』でがっかりしたあなた、こちらの方が断然面白いから。

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