エミリー・ローズ
Sunday 3rd September 2006 11:40
なん
image[エミリー・ローズ デラックス・コレクターズ・エディション]原題 THE EXORCISM OF EMILY ROSE
2006年 アメリカ公開
上映時間 120分
監督 スコット・デリクソン
出演 ローラ・リニー/トム・ウィルキンソン/ジェニファー・カーペンター
お勧め度 image[★4つ半]
オカルト映画というカテゴリーだけど、どっちかというと法廷サスペンスみたいな感じ。つまりエミリーが死んだのは、病気なのに神父が悪魔に取り付かれたなどと言い、適切な治療を妨げたか、もしくは本当に悪魔に取り付かれていたのか?という裁判もの。神父に過失があるのかないのか?そこが論点である。
日本ではまず起こりえないよなぁと思った。霊の存在は法の前では立証はできないだろうし。でも似たような裁判はあるよね、この治療をすれば助かるとか言って、本来の医療行為を止めさせたりして、結局そのために死んでしまったとか。霊感商法的なものというのだろうか。
でもこのエミリー・ローズって実在の人物で、これって実話っていうのが驚いた。本当にこんな裁判があったんだね。これってエクソシスト的な雰囲気があるじゃない?だからホラーが苦手と思っている人は、予告編だけで観ないと思うんだけど、もったいないよなぁと思った。だってこれってすごくよくできた、法廷劇だから。
それにしても、ジェニファー・カーペンターがすごい。悪魔に取り付かれた様子なんて、まじホントにとりつかれたかと思うほどの迫力よ。午前3時というのは、悪魔が活動する時間っていうのをはじめて知った。日本で言うところの丑三つ時っていうことか。その時間になると不思議な現象が起きるんだけど、この映画観てから、夜中に目が覚めて3時とかだととっても怖いかも。
裁判の結果は映画を観てもらうとして、なかなか面白かった作品。
【Story】
神父ムーアが悪魔にとりつかれたというエミリー・ローズに、悪魔祓いを施した末、死に至らしめたとして過失致死罪で起訴された。彼の弁護には、野心的な女性弁護士エリンがあたることに。
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