サイレントヒル

Saturday 24th February 2007 10:49
なん



だけどそれが後半、なんでこの町はこんなになってしまったのかというのがわかったあたりから拍子抜けしてくる。えっ?そんな理由だったの?って矛先がそっちに向いちゃう。

だからラストは不満。
ネタバレ→(仲間である女警官が火あぶりにされてしまったり、いい人で正義感強いキャラなのに、なんか可愛そう。ローズもやっといろんな戦いに打ち勝ち、夫のいる現実の世界に子供と戻れるかと思いきや、結局閉ざされたサイレントヒルの世界から、暖かい現実の世界には戻れない。

なんとも寂しい気持ちになってしまって、ラストくらいはハッピーエンドでもいいのにと思ったのは私だけだろうか。容赦ないし救いのないエンディングは、ある意味こういう映画では存在するけれど、あまりに寂しさが残り、私は好きでなかったなぁ。でもあの終わり方だから、パート2とかも作る予定があるのかな?そのあたりわかんないけど。)

ホラーやオカルトというジャンルとしてみたら、火あぶりのシーンとかはかなり残酷だなぁとは思う。そういう意味でPG-12なんだろうけど。でも明快なオカルト映画とかにありがちの、首がポーンと飛んだり、やたら斧振り回したりというような、単純なグロさとはまた違うんだよね。陰湿でそして静かなグロさといったらいいのかな。このあたりは個人の好みが大きく分かれると思う。

たぶんゲーム経験者は満足できる一本で、ゲームを知らない人は、説明不足に対して不完全燃焼といった感じになりそうよ。私としては、怖いとか思うよりやるせない映画だった。

【Story】
ローズとクリストファーの夫婦には、9歳になる娘シャロンがいる。シャロンは時々サイレントヒルとつぶやく。ローズはやがてサイレントヒルという街が実在することを突き止める。ローズはシャロンとともにサイレントヒルに向かうが、そこで事故にあってしまう。気がつくとシャロンが忽然と消えていた。

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