恋人にしてはいけない男の愛し方

Thursday 26th April 2007 18:55
なん


image[恋人にしてはいけない男の愛し方]原題 GET OVER IT
2001年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 86分
監督 トミー・オヘイヴァー
出演 キルステン・ダンスト/ベン・フォスター

お勧め度 image[★2つ]

キルステン・ダンストって、若いころはとてもかわいいという印象があって、大人になると美人というカテゴリーではないのだけど、なんか魅力的という不思議な人という印象があった。私は決して嫌いではないもんだから、おお、キルステンの映画かと思って手に取ったのがこれ。

恋人のアリソンにフラれたバーク(ベン・フォスター)は未練たらたらで、ふられても思い続ける日々。ところがアリソンは、さっさと次の男をゲットしていたのだ。しかもふたり揃って、ミュージカルに出演することになって、なんとかアリソンと寄りを戻したいとい思っているバークは、バスケ部なのに自分もそのミュージカルに参加しようと決意する。そんな決意だけで参加できてしまうのが学生の部活なのだ。なんたってバークはバスケの練習にも出て、さらに演技の練習にも出るというハードスケジュール。これも愛ゆえのこと?というか、諦めの悪いイジイジ男というだけか。

とはいうものの、いきなり歌って踊るミュージカルができるはずもなく、悩むバークにいろいろと手助けしてくれるのが、友達の妹のケリー(キルスティン・ダンスト)だった。実はケリーはバークのことが前から好きだったんだな。だけどバークはしぶとくアリソンのことを思い続けているという。はたから見ると、アリソンなんかいつまでも追いかけてないで、ケリーの方がよっぽどいいじゃんじゃんかって思うのだけど、人の気持ちはそううまく切り替えられず、かなーり諦めの悪いバーク。

あまりにも未練たらたらなので、なんかバークにイライラさせられてしまって、最後には勝手にしろとしらけてしまった。こういう映画はお約束の展開なのはわかりきっているのだけど、引っ張りすぎて、最後にはどうでもよくなってしまった。

だから最後にどっちを選んでも、ふーんお幸せにって投げやり気分になってしまうのが、ラブコメディとしては失敗のような気がする。やっぱりイジイジ君には、女としては感情移入できないし、応援してやろうって気持ちに欠けてしまうよなぁ。

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