ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのセレブリティ
Thursday 24th May 2007 19:54
なん
image[ジェニファー・ラヴ・ヒューイットのセレブリティ]原題 CONFESSIONS OF A SOCIOPATHIC SOCIAL CLIMBER
2005年 テレビメディア公開
アメリカ制作
上映時間 89分
監督 ダナ・ラスティグ
出演 ジェニファー・ラヴ・ヒューイット/コリン・ファーガソン
お勧め度 image[★1つ半]
現実にこんな女性がいたらかなり痛いし、友達にはなりたくないと思ってしまいます。カチャはセレブになるためならどんなことでもするというタイプの女性。仕事はそれでもかなりできるとされていて、広告業界で働いています。その仕事ぶりも放漫で、かなり自分勝手に周りを振り回しています。でも仕事の結果としては成功しているらしいので、会社の方も彼女の性格ややり方はどうであれ、会社に利益をもたらすほうを選んでいるといったらいいのでしょうか。
そんなカチャの目標は、セレブリティが集うチャリティパーティにデビューすることです。でもそのパーティの主催者は、ダフ。ダフというのはカチャに対してかなり恨みを持っているのです。かつてカチャはダフの結婚式に招かれたときに、なんと新郎と火遊びしてしまうというとんでもないことをしでかした経緯があり、ダフから嫌われていました。なのでもちろんダフが主催するパーティに呼ばれるはずがありません。
だけどカチャはそんなことでめげているような性格ではなく、あの手この手を使ってそのパーティの招待状を手に入れようと奮闘するのです。ですがその奮闘振りがひんしゅくをかうので、なかなかカチャに対して感情移入ができず、カチャが暴走すればするほどひいていってしまうというから回りです。
コメディなのであれこれ文句をつけても仕方ないとはわかっているのですが、やはり少しはカチャという人間に対して同感できる部分がないと、これは見ていて苦しいです。
そんな中カチャが改心していく様子もあるのですが、どうにも無理やりな感じがして私はあまり楽しくありませんでした。そんなに単純にこのカチャが今までの自分を反省できるとは到底思えないというのでしょうか。
カチャのはちゃめちゃぶりを楽しむ場合は適していると思われますが、私はカチャという人間に対してムカムカしてきたので、後味はよくありませんでした。悪気はなくて憎めないというレベルを超えているような気がするのです。一応ラブロマンスもありなので、女の子向けかもしれませんね。
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