ステップ・アップ
Monday 21st March 2011 07:01
なん
image[ステップ・アップ [DVD]]原題 STEP UP
2006年劇場公開
アメリカ制作
上映時間100分
監督 アン・フレッチャー
出演 チャニング・テイタム/ジェナ・ディーワン
お勧め度 image[★2つ]
さて『ステップアップ3』を最初に見た私は、原点にもどりパート1を見なければという事で。この映画は何でも、全米ダンス映画史上、歴代5位に輝いたらしいのです。古くはフラッシュダンスとかフットルースとかに続く歴代5位だそうです。マジ?嘘だろう?
ダンスもの大好きですけど、フラッシュダンスなどの方が10倍興奮しましたし、ダンスの楽しさを共有できました。というのもなんとなくこの映画は全てにおいて中途半端なんですよね。この手の映画はストーリーはたいてい決まってますよね。ダンスやりたいとか、情熱を傾けるものがダンスで、それに向かっての挫折だったり挑戦だったり。誰もが感じる青春時代の夢や希望、それを手に入れるまでの努力や挫折感。それらを共感できるからこそ感情移入できると思うのです。
ところがこれかなーり中途半端。では肝心のダンスはというと、確かにダンサーを集めただけあり、上手いです。でもそのダンスにパッションをあまり感じないんですよねぇ。なぜなんでしょうか。盛り上がりに欠けるというのでしょうか。若いときのエネルギーが満ち溢れている、そんな感覚に乏しいような気がするのです。
挫折に関しても、すぐに諦めるというのか、逃げ出すというのか。もうできないと投げ出すのがいただけません。そんなにすんなりやめちゃうんだって感じで、世の中そんなに甘くないんだよと、オバサンの私は思っちゃいました。
まあダンスを通して、お互いに惹かれあっていくというラブストーリーを絡めてはあるのですが、それはそれで中途半端です。というのもいろんなエピソードを盛り込みすぎて、どれもがちゃんと完結しないまま進むのに問題がありだと思います。恋・友情・挫折・不遇な環境とか、全部がおざなり。さらにダンスがバレエのクラッシックとストリートダンスとの融合という事がうりですけど、それが激しく中途半端さに拍車をかけているんですよ。バレエも古典的なバレエでもないですし、ブレイクダンスもしかり。そのあたりがものすごく物足りないです。脚本がいまいちなんですかねぇ。
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