さよならみどりちゃん

Sunday 3rd July 2011 00:00
なん


image[さよならみどりちゃん [DVD]]原題 さよならみどりちゃん
2004年劇場公開
日本制作
上映時間90分
監督 古厩智之
出演 星野真里/西島秀俊

お勧め度 image[★4つ]

一言で言えば、ロクデナシのユタカに惚れた、これまた痛い女のゆうこの話。なんだけど、妙にこの2人の痛い部分に共感なんかしちゃった私がいる。(笑)

ユタカはろくでなし。
ゆうこと初めて寝たときに「俺、彼女いるから」とか言っちゃうやつ。
みどりちゃんっていう彼女がいるけど、何故かゆうこのアパートに行っちゃったり、でもゆうこの事は都合のいい女扱い。バイトの真希ちゃんにまで手を出しちゃう。女にだらしないオトコ。ゆうこの真剣な告白も沈黙のまま「じゃあまたな」で終える。

思うにユタカはきっと愛される事が怖いのでしょうね。だから決して自分も愛を与えない。それは臆病だから。傷つくのが怖いから。だから女に対して残酷なことも平気でやっちゃう。きっとやつは一生こうだと思う。愛することも束縛もしない代わりに、人を振り回して生きてゆく。ものすごく哀れなオトコ。なのにもてる。女を錯覚させることにはピカイチ。

ゆうこちゃん
都合のいい女。セフレのような扱いをうけてるけど、それでもユタカの求めに応じるゆうこちゃん。だってユタカが好きだから。でもユタカは自分の事を好きになってはくれないから、行きずりの男とも寝ちゃうし、自分の事を大切に思ってくれる年下の太郎君の気持ちを利用して、太郎君とも寝ちゃう。でも心はユタカが好き。ユタカに誘われるとついていっちゃう。惚れた弱みで、どんなにそれがダメダメな男でもずるずると続けてしまう。

第三者の目で見ると、ろくでもない男だからやめろよとか、ぶんなぐってやろうかユタカめ。とか。本当はゆうこの事、特別な女だとおもってんじゃないの?何逃げてんだよとか、勝手なこと言えるんだけどね。

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