人のセックスを笑うな

Tuesday 5th July 2011 09:06
なん



永作博美と松山ケンイチの会話が、とても演技とは思えないというか、2人は本当につきあっていて、その様子を垣間見ているというような、その位自然な会話なのだよ。演技というよりアドリブじゃないかと思うくらい。だからよりいっそう、2人の年の差を感じさせない、そんな恋愛映画としてよくできている。

ただこの映画は起承転結というか、ラストはこうなりますみたいなはっきりした感じもなく、ゆるいままです。そんな雰囲気で終わります。ユリは旦那さんと別れるとかそんな気持ちは全く皆無だしね。ていうか、そんな狂おしい恋愛でもないんですよねぇ。みるめにとっては結構きついのかもしれないけど。おこちゃまのお遊びを描いた感じ。

映画そのものは結構長いです。137分です。私はそれ程苦痛もなく最後まで見れましたね。でもそんな単純な大学生の日常生活の一ページみたいな雰囲気なので、それが苦痛と思う人も多いでしょうね。

こういうのって、好き嫌いが分かれるかもしれないです。私は基本邦画は苦手だったんですけど、最近慣れてきたので、こういう映画案外大丈夫だったりします。

【Story】
19歳のみるめが通う美大に、非常勤講師としてやったきた39歳の猪熊ユリ。ある日ユリから絵のモデルを頼まれ、ユリのアトリエで2人は関係を持ってしまう。それ以来すっかりユリに夢中になってしまうみるめであったが、実はユリは結婚していた。

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