ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

Monday 15th August 2005 14:23
なん


ウィーンの街並みがとても綺麗。なんだか自分もその街にいて、ジェシーみたいな人と歩きながらおしゃべりしている感覚になっちゃうところが、この映画の恐ろしさ。(笑)気がつくと浸っているんだよね。
この映画は14時間のタイムリミットだけど、旅って自分の現実を忘れさせてくれる、なんだか違う自分になれるような錯覚をする、そんな気持ちになるから、短時間の気持ちの高揚って、普段の日常の出会いよりも、瞬間的に燃え上がってしまうと思うんだ。

二人はこの短い時間の間に、二人の隙間を埋めるがごとく、機関銃のようにしゃべりまくります。お互いのことをわかりあうために。話してもまだ話たりない、いつまでも時が止まってしまえばいいのにって。恋の始まりって、自分のことを知ってもらいたい、相手のことを少しで知りたいって思いがあるから、なんだか自分を見ているようで、ちょっと恥ずかしく思ったりもする。

お互いに好きという好意が芽生えたことはわかるんだよ、でもそれが同じような思いなのか?自分はまた会いたいと思っているけれど、相手はどう思っているかわからない不安。でも別れの時間は容赦なくやってくる。そんな探りあいや、高まる気持ちを抑えようとする姿とか、ホント見ていて胸がきゅんとなる。しぐさにそういうのがたくさん溢れているの。

人との出会いなんて、明日のことはわからない。ましてや意気投合して心を通い合わせられる相手なんて、そうそういない。でも人は毎日出会いを繰り返していくんだよね。

そしてラストは、二人は半年後にここで会う約束をして別れます。そこで映画は終わり、その後どうなったかはこの後、9年後の『ビフォア・サンセット』をどうぞ。

青春の甘い恋を堪能したい方はお勧めです。

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