ビフォア・サンセット

Monday 15th August 2005 23:10
なん


二人とも30代になり、ジェシーは結婚もしていて、子供もいる。一方セリーヌは結婚はしていないけれど、恋人はいて仕事も楽しい。そんな二人が、再びパリで出会う。

二人の間には、現実の生活があったとしても、いつも二人の心の中にはお互いがいるんだよ。それは結婚しても、恋人がいてもだ。そりゃあそうだと思う。だって二人は再会できなかったんだから。あのあと半年後に会っていればそうでもなかったかもしれない。でも会えないという思いは、未練を残すよね。ましてや現実の生活がうまくいってないとしたならば、あの時もし会っていたら、何かが変わっていたかもしれないって。

でもだからといって若い時のように、情熱だけで突っ走れるはずもない。だって二人は分別あるいい大人なんだから。なもんだから最初は、どうしてた?っていう今までの思い出話でどんどん時間が過ぎていくんだ。前回と違い、今回は85分しか二人の間にはないにもかかわらず。きっと心の中では、自分が知りたいのはそんなことじゃないんだ。でもここで言えないみたいなね、そんな思いが渦巻いてるのがよくわかる。

でも次第にお互いの思いを爆発させてしまうんだ。どんなに別の人と暮らしても、お互いの心にあるのは、あなたなのだという事を。何度恋をしても、決してあのときのような気持ちになることはない。二人はウィーンのあの旅先に心を置いてきてしまったんだよね。

車の中のロングショット長いです。いっきに気持ちをぶつける様は、セリーヌの溢れるような思いに涙がでます。あと少ししか会えないのに、どんなに好きでもあと少し。またあのときの思いをするのか、もう恋は嫌って。

ジェシーは帰らなくてはいけない自分と、少しでもセリーヌのそばにいたい自分との間で、とても揺れている。でも思うに80%位は、残ろうという気持ちに傾いていたと思うんだ。セリーヌの思いと自分の思いが一致したときに、彼は静かに心を決める。少しでも帰りの時間を引き延ばそうと努力するんだ。セリーヌも本当はいて欲しいけど、そんなことは言えないから、一生懸命に「遅れるわよ」とか行って、ジェシーを帰るように促す。

そしてラストは。
部屋に入った時点で、二人の心は決まっていると思う。

”Baby, you are gonna miss that plane.”
”I know.”

映画はこで終わり、また二人はどうなるかわからない。この映画絶対に続きがあると確信している。この二人は、このままずーっと一緒に年をとっていってもらいたい。

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