アレックス

Saturday 17th September 2005 13:37
なん


冒頭からものすごい暴力シーンに出くわす。つまり自分の婚約者をレイプして、顔をぼこぼこにした男を見つけ出し、そいつをボコボコにするという復讐劇だ。それも消火器で顔を何度もぶん殴り、顔なんかぐしゃぐしゃというか、あの人生きているのが不思議なくらいの暴力だ。

婚約者は暗い夜に、トンネルを通って一人で帰ったために、レイプされてしまう。ゲイの男に。女というものに憎しみを抱いているんだと思うが、「この売女」と罵声を浴びせた上にレイプし、「その綺麗な顔を見られなくしてやる」って言って、顔面を地面に何度もたたきつけたりされるんだよ。

前半の一時間はこの暴力とレイプシーンなので、ムカムカくるというのを通り越して、この映画のこのシーンはいったい何の意味があるんだと思った。暴力ってこんなに凄惨なんだよって言いたいとしたら、お門違いだ。そんな反省を促す気持ちになんかならないよ。あまりにもムカついて。逆にやられたらやり返せぐらい思う人がいても不思議ではないと思う。事実映画の中では、復讐してるしさ。

後半はその事件が起こる前までの出来事なんだ、子供が出来たかもなんて婚約者に打ち明けたり、そういう幸せな日々を描いているんだ。前半暴力だから、後半の幸せな生活なんて、なんとも感じなくなってしまった。
そして見終わったあと、なんなんだこの映画はと思ったよ。もちろん暴力やレイプは、この映画で描かれているような目を背けたいような現実以上の悲惨さだろうと思うよ。だけどそれを映画にしてどうしたいのかさっぱりわかんないよ。

一生もう一度見るという事はないけれど、この映画これだけのインパクトを与えるという意味では、すごいんでしょうな。

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