宇宙戦争

Friday 3rd February 2006 17:30
なん


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原題 WAR OF THE WORLDS
2005年 アメリカ公開
上映時間 114分
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 トム・クルーズ/ダコタ・ファニング

お勧め度 image[★2つ]

SFってホントあたりはずれがあるよ。私はこの映画駄目だ。おもしろくない。ただCGとかはすごいので、大スペクタルって感じの評価は高いと思うのだけど、話がなんせおもしろくないよ。

宇宙人ものって駄目だなぁ。それに宇宙戦争というか、ちっとも戦争ではないよ。逃げ回っているだけだもん。つまり地球の地下から、たこのお化けのような宇宙生物が出てきて、地球をめちゃくちゃにするんだよ。それでトム演じるレイは自分の子供らと、逃げ回るという話。ひたすら逃げる。まあね、子供たちを守るために、レイは父親としてすごい頑張っているし、自分ひとりならば何やってもいいけれど、とにかく子供たちを守るためには戦いよりも、逃げることを選択するのはとてもよくわかるんだけど、そういう家族としての愛がメインでもなさそうで、宇宙からの侵略者との戦いがメインというほどでもない。

なんだか話がとても中途半端で、感情移入ができなかったんだよね。トム・クルーズってあんまり父親って言うイメージがないので、凄く違和感があるのと、パニック映画的な部分もあるといえばあるんだろうけれど、そんなに恐いとも思えないんだ。ひたすらボストンへたどり着くように逃げていく。何ゆえにボストン?子供たちの母親の実家がボストンにあるというのもある。元妻に子供を…という思いもあるだろう。レイは離婚していて子供らが面会の日に会いにきたと思ったら、宇宙侵略という出来事に遭遇っていうわけ。

さらにラストがいただけない。以下ネタバレ→(あれだけ大暴れしていた宇宙生物が、ラストすぐに死んでしまい。あれ?なんで死んだのよってびっくり、私なんてDVD巻き戻してしまったよ。だって理由がよくわかんないんだもん。と思ったら、地球に生きている細菌とか微生物によって、死んでしまったというわけ。つまり未来星人である宇宙人やその物体らは、細菌とかに免疫がなく、そんなもんで死んだらしいよ。それも細菌との戦いというシーンが盛り上がってあるわけでもなく、気がつくと死んじゃってさ、何なんでしょうっていう位あっけなかった。あそこまで逃げに逃げて、最後はそれかよっていう終わり方だった)

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