ハードキャンディ

Friday 13th April 2007 00:46
なん


image[ハードキャンディ デラックス版]原題 HARD CANDY
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 103分
映倫 R-15
監督 デヴィッド・スレイド
出演 パトリック・ウィルソン/エレン・ペイジ

お勧め度 image[★3つ半]

なんというのかどちらともかかわりあいたくない人間の出ている映画だった。これってロリコンの人からみたら、すげー怖い話だと思うし、もしもこういった犯罪に巻き込まれた少女やその家族であったら、このくらい当然と思うのかもしれない。

出てくるのはほとんど二人だけど、それも密室劇。出会い系サイトで知り合った14歳の少女と待ち合わせた30歳のジェフ。たぶんいつもこうやって少女と会い時には性的関係を強要するようなことをしてきたのだろう。ところがこの少女のヘイリーはとんでもない女の子だったのだ。

なんとスクリュードライバーに薬を混ぜ、気がついたジェフは自分が椅子に縛られていることに気がつく。そしてヘイリーはジェフが小児性愛者であるという証拠を突き止めようとする。

なんとジェフに対して、身動き取れないようにして手術をするというのだ。つまり去勢をしてやるということだ。ジェフは半狂乱よ。だって突然14歳の少女に局部を切り取られようとするんだもん。とはいってもヘイリーの言うように、ロリコンでこうやって出会い系とかで少女を誘い関係を迫るというとんでもない面を持ったやつではある。

ヘイリーの目的は復讐なのか?関係はわからないが、ドナという少女が失踪した。それにかかわっているのがジェフであるのではという疑い。そしてジェフから自白を強要というプロセスに至る。それがあの拷問。それにしてもヘイリーは何者?ついで逃げ出せるチャンスを棒にふるジェフ。アホか?!

この映画観ていて楽しい事はない。どちらの方にも感情移入できないもどかしさがある上、後味がよろしくないもんだから、精神的にきついときはかなりのダメージがきそう。題材は悪くないと思うのだけど、この後味の悪さがマイナスポイントになっている。

ちなみにジェフ役のパトリック・ウィルソンは結構男前。まっ、人は見かけによらないということで、一見紳士風のイケメンが実はロリコンだったということか。

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