世界でいちばん不運で幸せな私

Saturday 19th May 2007 10:29
なん



ここで一旦ゲームは休止するのです。好きであればあるほど離れていってしまうというのでしょうか、それぞれのパートナーをみつけそれなりの生活を何年か送るのですが、二人にとってはゲームのない人生なんて味気ないわけです。そしてとうとう二人はまたゲームを再開。そこまでくるとこのゲーム命がけのゲームになっていきます。あきらかにやりすぎです。

ここからネタバレです→(最後は二人して工事現場のコンクリートが流れ込む筒の中に入っちゃうんです。そこで二人はキスしながらコンクリートで固められていくのです。それも自らなので、心中みたいなものですね。いまだかつて自分自らコンクリートに固められながら死ぬ自殺者はどこを探してもいないだろうと思うのですが、二人はそれで幸せなんですよ。

見ているこっちは何故にコンクリートに埋もれなければならないのか疑問なんですが、二人にとってはようやく確かめあえた自分たちの気持ちと、ゲームをこれで終わらせることができるということ、そしてこのまま二人で一生いられるという、ある意味実に二人にとってはハッピーエンドな話なんですね。)←ここまでです。

これ真面目に見たらいけない話なのかもしれないです。『アメリ』より数段悪乗りしすぎなので、私の理解の範疇を超えていました。でもこういう雰囲気の話が好きな人はもしかしたら面白いと感じれるかもしれないですね。PG-12なんですが、確かに制限かかる話ではあるかもしれません。

【Story】
ジュリアンとソフィーは同級生。ふたりはひょんなことからあるゲームを始める。それは相手が出したひとつの難題をクリアしていくというもの。それをクリアすれば次は自分が難題を出す。これを交互に繰り返していく。相手が仕掛けるゲームに絶対にのるというのが、このゲームの鉄則だ。最初は無邪気な遊びにすぎなかったが、次第にエスカレートしていく。

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