ゲス・フー 招かれざる恋人
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

原題 GUESS WHO
2005年 アメリカ公開
上映時間 106分
監督 ケビン・ロドニー・サリバン
出演 アシュトン・カッチャー/バーニー・マック
お勧め度

この映画、結構楽しかったのよね。アシュトン・カッチャーって、こういうラブコメディものが似合っているみたいだ。
サイモン(アシュトン・カッチャー)は彼女であるテレサの家に行くことになる。なんたって彼女の父親に気に入られなければと、気負えば気負うほどドツボに嵌っていく様は、えらくおかしかった。これって世界中どこでもありえることだからね。
ましてそんな緊張する状況でもあるにもかかわらず、彼女は黒人であり、白人である自分を受け入れてもらうというのは至難の技。そういう人種的な問題も取り混ぜてあり、深いテーマがあるのだけど、それをおもしろおかしくコメディにしているのが、とても楽しかった。
テレサの父親は黒人というだけでも迫力あるのに、さらに強面なんだよね。サイモンは必死に気に入られるようにするんだよ、いろんな世間話をしたり、でもなぜか話がかみ合わず、自爆するというのを繰り返す。さらに白人と黒人の間のタブーな会話とかもあったりして。そんなエピソードが繰り返されつつ、だんだんと男同士心を通い合わせるようになっていくところがほほえましいんだ。
アメリカっていうのは、やっぱり白人と黒人の結婚というのはとてもたいへんなものなのだろうか?エリートであれば、上司から差別的な発言をうけたり。つまり黒人と結婚なんかするなみたいな発言ね。国際結婚するよりたいへんなかもしれないなとか思った。
バニー・マックとアシュトンのかけあいがホントおもしろおかしく、また息もぴったりであり、最後まで飽きることなく見ることができる、安心して見れるラブコメ。楽しい気分になりたいときは是非見てね。ほりだしものの1本。
【STORY】
パーシーの娘テレサは、ある男性と真剣な交際をしている。そこでパーシーは娘に内緒でこっそり調べてみると、恋人はなかなかの好青年らしいと分かる。そこでパーシーは娘とその恋人を自宅に招待することに。そこで初めて娘の恋人が白人男性だったことを知り衝撃を受けるのだった。
comments
この映画、気になってました。
古い映画で「招かれざる客」という名作があるのですが、タイトルパクってますね(笑)。
「招かれざる客」もやはり白人と黒人の結婚にまつわる両親の苦悩なんですが、こちらは女性が白人で男性が黒人。黒人男性が彼女の両親に会いに行くんです。これがまたいい話で。。泣きました。(ちなみにこちらはコメディではないです)
コメディタッチの「招かれざる恋人」は、入りやすいかもしれないですね。☆4つということでチェックですなー。
招かれざる客のリメイクまでは行かないのかもしれないけれど、その映画を軸にしているみたいですよ。
ゲス・フーはコメディなので、軽く見れるお話です。私はわりと楽しく見れました。kanaさんも是非。(^^)