ベガスの恋に勝つルール
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ
![ベガスの恋に勝つルール (完全版) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51VphQAyMDL._SL160_.jpg)
2008年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 99分
監督 トム・ヴォーン
出演 キャメロン・ディアス/アシュトン・カッチャー
お勧め度

新年最初の映画はこれ。ラブコメに欠かせない存在って結構いるけれど、キャメロン・ディアスもそのうちの一人。でもみんな年とってくると厳しいものがありますよね。キャメロンはぎりぎりの線だろうと思います。でもキャメロンって、ラブコメの中でも高慢ちきな女をさせたら天下一品。なんていうのか、いい人じゃないのがぴったり。いるじゃない?美人だけど毒のあるタイプ。でも腹黒とは違うのよ、明るい高慢ちきタイプ。顔がアヒル顔だから嫌味にならないのでしょうか?
ウォール街でバリバリ働くジョイは、ボーイフレンドに振られ、父親が経営する工場で働くジャックは父に解雇されてしまいます。そんな二人がベガスに来て知り合い、何故かその晩勢いで結婚してしまったのです。我に返った二人だけど、ジャックポットで300万ドルあてたから大変。そのお金を自分のものと両者が譲らないもんだから、裁判所にお任せしたら、裁判所は離婚を認めてくれません。夫婦としての生活を努力しろと。
アメリカって、離婚したいと思っていても簡単に離婚させてくれないんですか?もちろん財産分与の問題とかの関係もあるんだろうけど、夫婦として努力しろなんておせっかいだよね、と思ったのは私だけでしょうか?まっ、夫側は全額貰いたい。妻側は半分よこせというあたりで折り合いがつかないから離婚が難しいのかもしれないですけど。
まっ、そんなこんなで性格の違うの二人はなんとか互いのせいで離婚になるように持っていこうと策を練ります。少しでも自分の取り分を多くするためですが。しかし…。というドタバタコメディ。話の展開もラブコメ王道を行くっていう感じなので裏切られることはないです。新年そうそうお気楽な気持ちで見れました。
ただジャックが情けない男っぷりで、おいおいしっかりしてくれよと尻叩きたくなるというのでしょうか。アシュトン・カッチャー の情けなさはヒュー・グラントの情けなさとは全く違うタイプなんですよねぇ。この映画はラストがどーのとか、どんでん返しがどーのという映画ではなく、ドタバタとそこに向かう過程を楽しむ映画ですので、これでよしなんですよね。
気楽な一本ですが、たぶん1年もしたら話の内容は忘れそうです。
【Story】
ジョイとジャックはそれぞれ友達をつれてベガスにやってくるが、ホテルの部屋のダブルブッキングにより知り合う二人。酔った勢いで結婚してしまうが、翌朝険悪ムード。婚姻を無効にしようとするが、その矢先ジャックがジョイが投入した25セントで、300万ドルも大当たりしてしまう。賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人は、その決着を法廷に委ねるが…。
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