Joker

原題 SICKO
2007年劇場公開
アメリカ制作
上映時間 123分
監督　マイケル・ムーア
出演　マイケル・ムーア

お勧め度　

ここ数年、映画はいろいろ見ているのに、このブログ放置。そして今書いている映画も、いったいいつ見たんでしょう?劇場公開が2007年だし、これ劇場で見たから、ものすごーく前ですよねぇ。もう忘却の彼方といっていいくらいです。

まず日本に住んでいてよかったと思いました。アメリカの医療保険制度についてのドキュメンタリーです。日本も金がある人の方がうけられる治療というのも存在するだろうけど、アメリカはかなり露骨だなぁと思います。

つまり公的な健康保険がないので、個人で民間の医療保険に入らなくてはならない。でも貧乏人は保険に入れない。となると病気になってもろくな治療もしてもらえない。だって指1本いくらっていう感じなんですもの。払えなかったら指1本までしか直せないみたいな。日本じゃありえないでしょう?指5本怪我していて、お金がここまでしか払えないなら、じゃあ指2本まで直せます、どの指直します?なんて言われないよね。

最近自分が手術したから、よりいっそうアメリカじゃなくてよかったと思いましたよ。

さらに保険に入っていても、保険会社はいかにお金を払わないようにするかという事に命かけてます。あれやこれやと難癖つけて支払わないようにしようとするんですね。やっぱりアメリカに住んでなくてよかった。

はい、そういう感想です。おしまい。←おいおい

ドキュメンタリーなので、ストーリーがどうのというのではなく、アメリカの医療ってそうなんだ、へぇーという知識の吸収には役立つ映画(?)かと思われます。

【Story】
マイケル・ムーア監督が、アメリカの医療保険問題にメスを入れる社会派ドキュメンタリー作品。アメリカの医療制度が抱える問題点を、マイケルが突撃レポートにて露呈する。