いまを生きる

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > イーサン・ホークが出演

いまを生きる
原題 Dead Poets Society
1989年 アメリカ公開
上映時間 128分
監督 ピーター・ウィアー
出演 ロビン・ウィリアムズ/イーサン・ホーク

お勧め度★3つ半

アメリカ版の金八先生バージョンみたいな話です。これも若かりしのイーサンが出ていますが、その他大勢の中の一人という雰囲気です。ところどころ主役っぽくはなっていくのですが、なんといってもこの映画でも、情けないひ弱な役です。(笑)

私は学生時代は共学だったので、女子高とかっていう同性だけの学校ってよくわからないのですが、これはアメリカの名門男子校、さらに全寮制の中での話しです。年代的に1950年代という設定なので、古い慣習などがはびこっているわけだけど、今でもそんなに変わりないものなのか?そのあたりは謎です。

【STORY】
1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら生活している。そこにOBの教師キーティングが赴任してくる。彼の授業は生きる視点を変えることを教えてくれた。

ここから先は完全ネタバレ注意、よろしければどうぞ
学生時代っていろんなものに縛られていたりするんだよ。親の期待もそうだし、学校の校則もそう。ましてやこの映画は名門高校で、将来は医師や弁護士、高級官僚を目指すような子供ばかりが入る学校なんだよ。私自身がわりと自由な高校出身だったので、あまりこういうのは経験ないんだよね。教師も変わったタイプが多くてね、勉強勉強というよりかは、ホント自由な発想を大切にしてくれた教師が多かった気がする。授業も工夫してくれてたし。
なのでこういうがんじがらめみたいな世界ってわからないんだけど、さぞかし苦しいと思うよ。ただニールが芝居をするのを親に反対される苦悩なんかはとてもよく理解できる。私も親に進路を反対された身分だし。ただこの映画のニールみたいな極端な方向には進まなかったけれどね。

なのでこの映画はそういう自分の高校時代と照らし合わせて見ると、とても共感できる部分があると思う。キーティング先生の授業は、今までにないものがあったんだよね。堅苦しく方に嵌らないで、自分のやりたいように「今を生きなさい」っていう事を授業で教えてくれる。ニールもさ、この先生が教えてくれたのは、ああいう結果を出すことではなかったと思うのだけど、若さゆえに思いつめてしまったのだろう。

でもねそういう先生って、出るくいは打たれる状態で、解雇させられたりするんだよ。ただ先生の教えは、生徒の心の中にちゃんと残っていて、ラストはやったねっていう気持ちにはなれたよ。イーサンが最後はたくましくなるのも丸。(笑)

深い余韻の残る秀作だと思われる。
Date : Sunday 21st August 2005 22:38
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