ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー

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ニューヨーク, アイラブユー [DVD]原題 NEW YORK, I LOVE YOU
2008年劇場公開
アメリカ・フランス制作
上映時間 103分
映倫 PG12
監督 チアン・ウェン
出演 ヘイデン・クリステンセン/レイチェル・ビルソン/イーサン・ホーク

お勧め度 ★3つ

イーサンが出ているとあっちゃみないわけにはいきません。相変らずちゃらい男の役ですけど、彼にはそれが似合います。ええ、いくつになっても好きです。愛してます。←ここは私の告白の場か?(笑)

ニューヨークを舞台にしたオムニバス映画です。日本の岩井俊二監督も参加しています。ニューヨークの街並みで、そっと起こる日常の数々。私たちはどこに住んでいても起こる日々なんですけど、それが舞台がニューヨークとなると、ちょっとお洒落さを感じてしまいます。

これは10話のエピソードで作られているんですが、1話1話の中に、ちょろっと他の話の登場人物が写っていたりして、なんか本当にニューヨークのある1日を切り取ったような錯覚に陥ります。

個人的にはどの話が好きかという形になるのですのですが、群像劇みたいなストーリーが嫌いな方は厳しいかもしれないですね。ちょっと全部見終わったときにはおなかいっぱいになっちゃう感がありますけど、豪華絢爛な俳優人で、宝石をちりばめたような映画をお好みの方にはお勧めかな。

個人的にはやっぱりイーサンが好きなので、彼の出ている『ソーホー』とラストの話の『ブライトン・ビーチ』です。まっ、見てみてください。

【Story】
ニューヨークをテーマに描くオムニバス映画。10人の監督が、ニューヨークを舞台に、10編の愛の物語を表現している。
Date : Sunday 12th June 2011 18:22
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アサルト13 要塞警察

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アサルト13 要塞警察原題 ASSAULT ON PRECINCT 13
2005年公開
アメリカ・フランス制作
上映時間 110分
監督 ジャン=フランソワ・リシェ
出演 イーサン・ホーク/ローレンス・フィッシュバーン

お勧め度 ★4つ

イーサン主演の映画だよー。結構面白かった。刑事役っていうと『トレーニングデイ』のイーサンを思い出すんだけど、これも善人の役どころ。これってリメイクらしいのだけど、要塞警察って誰が出ていたんだろう。

イーサンは昔のちょっとナイーブな青年という雰囲気から、ジジイになったとは思うが、癖のある役もどんどんと演じて欲しいと思うばかりなり。だって結構悪役も似合うもん。

で映画の方はというと、まずまずのアクション映画といったらいいのかな。ものすごくハラハラしてというわけではないが、適度な緊張感もあり、悪くはない仕上がりだと思う。

大晦日の日に近々閉鎖される13分署で起こった事件。搬送されている凶悪犯人たちが、吹雪のため交通不通になり、一時的に13分署に足止めを食う。ところがその容疑者の一人ビショップが何者かに狙われ、何者かに包囲されてしまうのだ。凶悪犯のビショップを差し出せばよいとわかってはいても、そうはいかないと凶悪犯人たちとそして警察署の刑事達が手を組んで、なんとか戦うことを決意するのだ!という話。

ローレンス・フィッシュバーンはいかにも凶悪犯って顔なんだけど、結構かっこいいのよね。配役はなかなかだと思う。娯楽アクション映画を楽しむには、いい映画かと。

【Story】
デトロイトの大晦日、年内で閉鎖となる13分署で、ローニック巡査部長とベテラン警官ジャスパーと警察秘書のアイリス、そして心理カウンセラーのアレックスたちとこの13分署で新年を迎えようとしていた。するとそこへ、吹雪のため刑務所に護送できなくなった凶悪犯ビショップら犯罪者たちが送られてきた。
Date : Sunday 17th September 2006 19:45
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ロード・オブ・ウォー

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ロード・オブ・ウォー原題 Lord of War
2005年 アメリカ公開
上映時間 122分
監督 アンドリュー・ニコル
出演 ニコラス・ケイジ/イーサン・ホーク

お勧め度 ★4つ

久しぶりにイーサンが出ている映画を見た。といってもこれはニコラス・ケイジの映画だが、脇役でイーサンも出ている。話そのものは結構重いテーマだし、とっちかというと社会派って感じの映画なのかもしれないが、あまり難しさを感じさせずに見れたのはココラス・ケイジのおかげなのかもしれない。

武器商人の話なんだけど、結局武器を売るということは、戦争が起きていないと儲からないわけだ。平和万歳で戦争廃止は誰もが思うことだが、その反面それを商売にしているものもいる。そして武器を売るということは、一部の戦争大好きな人間だけでなく、何の罪もない市民が犠牲になるということだ。

ユーリーは武器を売って銭を稼いでいるわけだけど、決して闇の人間だけが買うわけではないということがその映画のポイントだ。密売というより、国家が正々堂々と買う。その反対のところで人道支援などを行っている国。相対する矛盾の中で国家というものは成り立っていると言うことか。不思議とユーリーは魅力的な人間なんだよね、だからなのか営業がうまい。そんなユーリーを逮捕しようと追跡しているイーサン演じる捜査官がなんか悪者に見えてしまうんだよね。

明るいド派手なアクション映画ではなく、テーマは非常に考えさせられるものなので、気軽な映画とは言えないけれど、平和ボケしている日本もいつかこんなことにならないことを祈りつつ、見終わった後には結構心に重くのしかかる何かを感じ取ってもらえればいいかと。ある意味反戦映画でもあると言える。

それにしても久々に見たイーサン、じじぃになった。まだ30代なのに額と眉間の皺は深すぎる。一発ボトックスでも打ったらどうだい?とアドバイスしたくなった。外人は老けるのが早いのか?でもイーサンは好きだよ。(^^)

【Story】
ユーリーはある時、世の中で武器を必要としている人に、その武器を提供しようと思い立ち、弟のヴィタリーと2人で武器売買の事業を始める。
Date : Tuesday 8th August 2006 20:50
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グッバイ・ジョー

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グッバイ・ジョー
原題 Joe the King
1999年 アメリカ劇場未公開
上映時間 98分
監督 フランク・ウェイリー
出演 ヴァル・キルマー/イーサン・ホーク

お勧め度 ★3つ

すごい久しぶりにイーサンが出てる映画をみつけたので見てみた。といってもイーサンはほんのちょい役だから、イーサンの映画ではない。それにイーサンの役も意味のないものだった。

この映画は救いがないような終わり方なんだよね。ただもしかたらこの少年、立ち直ってほしいなぁと思わせる部分もある。それにしてもせつない映画だった。

家庭環境がいまいちの中、ジョーは窃盗を繰り返し、最後はバイト先の金庫を盗むまでの犯罪を犯してしまうんだよ。ただ彼はそのお金を自分のためというより、父の借金を返したり、母のために使ったりするんだよね。そのあたりが悲しいんだ。

それにさまだ14才なのに家が貧しいからレストランでバイトするんだけど、おなかがへっているから、客の残した残飯とかまで食べるんだよ。もう悲しくてさ、結構辛い映画だった。

また学校の先生がぶん殴りたいくらい嫌なやつなんだ。授業でジョーにわざと父親の仕事は何か言わせるの、そしてそれが学校の用務員でトイレ掃除とかしているというのを小ばかにするんだ。ありえないよね。さらに父親が先生に借金をするんだけど、その金を早くかえせって、子供のジョーに言ったり、教員としてあるまじき行為と私は怒り心頭。

まあ父親もろくでもないやつんだけど、彼は彼なりにそれでも子供のジョーを愛してはいたんだよね。だけどそれがうまく伝わらないんだけどね。

窃盗はいかんよ、盗んだ金で母にプレゼントをしてもいかんと思うよ。警察に捕まってもしかたないと思う。でもジョーはきっと立ち直れるよと思いたいよ。自分の金儲けでなく、人のために何かしたいという気持ちがあるならば、いい方向に進んでほしいなぁ。

でもこの映画、悪の道に進むジョーを、イーサン演じる教師が正しい道に進めてくるのかと思いきや、全くそんなことなかったというのには、なんかずっこける。

ラストは→(更生するのかと思いきや、少年院に送られていくので終わり、ホンマかいな?とびっくり。そんな、グッバイジョー、タイトルのとおりの終わり方かよ)なんかどうにかならないものなのか、どういう所まで言いたいのかわかりにくい映画であった。

楽しい笑える映画ではなく、重くて辛い映画だった。気持ちがマイナーなときは止めたほうがいいかと思う。

【STORY】
ジョーの家は借金をかかえ、父親は自堕落な生活を送っていた。そんな中ジョーはレストランでアルバイトをして、家計を助けていた。しかし両親の愛情に飢えているジョーは、次第に窃盗などを繰り返すようになっていく。
Date : Saturday 31st December 2005 11:25
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生きてこそ

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生きてこそ
原題 Alive
1993年 アメリカ公開
上映時間 126分
監督 フランク・マーシャル
出演 イーサン・ホーク/ビンセント・スパーノ

お勧め度 ★5つ

これは実話だそうです。ノンフィクションもの。本当にあった飛行機事故からの生還の話との事です。映画の中でも言っていたけれど、自分だったらすぐに死んでしまうと思われます。そんな過酷な遭難劇なんだけど、最後はよくぞここまでと、非常に感動しました。

イーサン・ホークが出ているからという理由だけで借りたんだけど、誰が出ていてもこれはお勧めできる話です。生きるってすごいことなんだって、DVDの特典には実際生還した人のインタビューが収録されているのですが、言葉がとても深いです。これは実際に経験した人でないと、絶対にわかりえないものだと思います。

人間って死と隣り合わせの状態の時ってどうなるんだろうと思います。病気とかではなく、不慮の遭難なんですよね。このままでいけばいずれは死んでしまう。でもいかに生きていくことを考えるか。たぶんこれは大勢の仲間がいたから、なんとか持ちこたえられたのではないかとも思います。海難事故だと、たった一人で海に漂流とかあるじゃない?これは雪山の遭難の話です。といっても登山とかではなく、飛行機事故でアンデスの雪山に墜落した人たちの話。最初は33人助かったらしいですが、次々に亡くなっていき、最後まで残ったのは16人だったそうです。それも助け出されるまでに72日間もの日々、彼らは生きていくことを諦めず、戦い抜いた話です。

【STORY】
1972年にウルグアイの学生ラグビーチームを乗せた飛行機が、パイロットの飲酒運転により、アンデス山脈に墜落してしまう。その時点で33名が生き残ったが、数日後捜索は打ち切られてしまう。絶望と飢餓の中彼らが生き延びるためにしたことは。

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Date : Sunday 28th August 2005 11:54
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いまを生きる

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いまを生きる
原題 Dead Poets Society
1989年 アメリカ公開
上映時間 128分
監督 ピーター・ウィアー
出演 ロビン・ウィリアムズ/イーサン・ホーク

お勧め度★3つ半

アメリカ版の金八先生バージョンみたいな話です。これも若かりしのイーサンが出ていますが、その他大勢の中の一人という雰囲気です。ところどころ主役っぽくはなっていくのですが、なんといってもこの映画でも、情けないひ弱な役です。(笑)

私は学生時代は共学だったので、女子高とかっていう同性だけの学校ってよくわからないのですが、これはアメリカの名門男子校、さらに全寮制の中での話しです。年代的に1950年代という設定なので、古い慣習などがはびこっているわけだけど、今でもそんなに変わりないものなのか?そのあたりは謎です。

【STORY】
1959年、アメリカの名門全寮制高校。生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら生活している。そこにOBの教師キーティングが赴任してくる。彼の授業は生きる視点を変えることを教えてくれた。

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Date : Sunday 21st August 2005 22:38
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ミステリー・デイト

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ミステリー・デイト
原題 Mystery Date
1991年 アメリカ公開
上映時間 97分
監督 ジョナサン・ワックス
出演 イーサン・ホーク/テリー・ポロ

お勧め度★1つ

公開時のキャッチコピーは『ファーストデートに奇怪な事件が連続発生!』という。
イーサンの若い時代の映画です。最近のイーサンからして、こんなコメディっぽい映画に出ていたとは、知らなかったと驚きです。まあコメディなので何でもありの世界。普通ならちょっとありえねーっていう話でした。

兄が悪者で、それによって巻き込まれていく、数々の出来事が一晩の間に起きるという話です。それも好きな女の子とのはじめてのデートの時に。
まあ映画としては、頭使わない話ではあるけれど、何が何でも見たいという映画ではないや。イーサンが出ていなかったら、絶対に借りなかった映画ですね。(笑)

【STORY】
向かいの家に住む女の子に夢中のトムは、なかなか相手に声をかけることができない。両親が旅行に行っている間に兄が帰ってくる。そして弟のためになんとかデートの段取りをつけてやることに。そしてトムはデートに兄の車に乗っていくことになる。すると次々に災難が降りかかり、マフィアや刑事に追われることになってゆく。 

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Date : Sunday 21st August 2005 22:16
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リアリティ・バイツ

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リアリティ・バイツ
原題 Reality Bites
1994年 アメリカ公開
上映時間 99分
監督 ベン・スティラー
出演 イーサン・ホーク/ ウィノナ・ライダー

お勧め度 ★3つ半

これは90年代の青春映画です。この90年代当時1960年代位から1975年位までの生まれの世代を「ジェネレーションX」世代と呼んでいました。今でいえば1976年生まれ以降は「ジェネレーションY」世代ね。でこのX世代はアイデンティテイのない世代といわれています。その代表的な世代の映画がこのリアリティバイツです。日本語では「現実は厳しい」っていう意味。今ではジェネレーションXという言葉も、死語みたくなっていますけれどね。マーケティングの世界ではまだY世代とかの言葉は残っているのでしょうか?

「セント・エルモス・ファイアー」と同じで、大学を卒業したての若者の青い時代の話です。思うように仕事がなかったり、クビになってしまったり。友達なのに喧嘩してみたり。好きなのにうまくいかなかったり。世間は厳しい、甘くないっていうそんな苦しい葛藤の映画です。誰しもがぶちあたる青春のひとこまなので、なんだか照れくさい気分で見ていました。この時代って、明確な将来のビジョンなんか全然持っていなくて、今目の前にある現実という大きな壁をどう乗り越えるかという事ばかりに一生懸命になる時代だと思うんですよね。私も当時はそんなことばかりやっていた気がします。年をとると目の前のことより、先のことばかり考えて、逃避したりして冒険できなくなるんですけど。

イーサンも若いですね。私は今のイーサンが好きなので、この当時のイーサンはなんだかしっかりしてくれよって思いがふつふつ沸いてきてしまうのですが、ウィノナ・ライダーもホント可愛くて綺麗だし、なんか当時に戻ってこの映画を見たら、そうとう嵌るのかもと思いました。今の私では分別ある大人なので、それほど感情移入はしてませんが。イーサンファンは、この映画が好きという人が多いらしいです。

【STORY】
大学を出てテレビ局に勤めたリレイナは、自分たちの友人らを撮影したドキュメンタリービデオの制作を夢見ていた。そこへMTV局長のマイケルが現れる…。

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Date : Saturday 20th August 2005 21:46
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ハムレット

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ハムレット
原題 Hamlet
2000年 アメリカ公開
上映時間 112分
監督 マイケル・アルメレイダ
出演 イーサン・ホーク/カイル・マクラクラン

お勧め度 ★半分

シェークスピア原作のハムレットを、現代のニューヨークを舞台に展開した映画です。私は原作を読んでないので、そのあたりのことはわからないのですが、この映画私にとっては、イーサンが出ているので、なんとか見れましたが、そうでない場合ちょっと苦痛かも。というのも意味がよくわからないんですよ。字幕の日本語がちんぷんかんぷんな翻訳にて、何が言いたいのかさっぱりわからず。原作を知っていれば話は違ったかもしれませんが、かなーり苦痛でした。

【STORY】
2000年のニューヨーク。デンマーク社の会長が急死し、未亡人となった妻は、夫の弟と再婚する。会長の息子のハムレットは、留学先から帰国すると、父の亡霊があらわれ、自分は弟に暗殺されたと訴える。ハムレットは亡き父の死の真相を知ろうと行動するが、周囲からはハムレットの行動は狂気としかとれない。

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Date : Friday 19th August 2005 15:49
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ヒマラヤ杉に降る雪

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ヒマラヤ杉に降る雪
原題 Snow Falling on Cedars
1999年 アメリカ公開
上映時間 128分
監督 スコット・ヒックス
出演 イーサン・ホーク/工藤夕貴

お勧め度 ★3つ

この映画は公開時に、なんだか暗い映画っていうのを聞いちゃって、それで見るのを躊躇していました。確かに暗く重いテーマですね。明るいラブストーリーではないし、片思いの辛さがひしひしと迫り、胸が痛い話です。

でもよくアメリカがこんな映画を撮ったなぁとも思いました。ものすごい日本人の差別的な時代の話です。日本人のこと「ジャップ」と言ったりね。まあ今だって、アメリカは、人種差別が根強く存在する国だけども、こういうのを映画で公開できるというのは、ある意味すごいかもしれないとも思う。日本では多分、日本人のやった卑劣なことを、映画にすることはないような気がするし、すべてにおいて自国を美化すると思われる。

映像はとても綺麗ですが、色がないです。ただただ雪がシンシンと降り続く。静かで重くて。今なら国際結婚も難しい時代でもないけれど、あの当時はどんなに好きでも無理でしょうね。そういう時代背景もあり、よりいっそう報われない愛というのが、引きたっていました。工藤夕貴さんの英語もすごいです。

【STORY】
漁師のカールが海で網にひっかかった形の死体で発見された。容疑者として日系人のカズオが逮捕される。第2次大戦直後の反日感情が渦巻くなか、裁判が行われる。カズオの妻は、新聞記者のイシュマエルにとって忘れられない人、ハツエだった。

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Date : Thursday 18th August 2005 20:08
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