セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブストーリー・ロマンス

原題 Serendipity
2001年 アメリカ公開
上映時間 91分
監督 ピーター・チェルソム
出演 ジョン・キューザック/ケイト・ベッキンセール
お勧め度

クリスマスシーズンにて、TSUTAYAでクリスマスの映画特集をしていて、その中の一本がこれだった。クリスマスシーズンにぴったりのラブストーリーって感じかな。
NYがふんだんに出てきて、なんでも実在のカフェやホテルとかが出てくるらしい。といっても今現在その店があるかはわかんないけれどね。
お互いに彼氏とか彼女がいるのだけど、偶然にデパートで同じ手袋を買おうとして知り合うふたり。そして運命の出会いをしたまま、離れ離れになってしまう。彼の方はこの出会いを無駄にしたくないと思って、連絡先を聞いてくるんだけど、彼女の方は運命の再会に願いを託す。それで結局離れ離れのまま月日が経ってしまうんだ。
別々のエレベーターに乗って、好きな階のボタンを押す。もし同じ階のボタンを押したなら、また出会えるとか、古本に連絡先を書いてその本を売る、もしも運命の相手ならその古本を手にして連絡をとれるとか。
これってロマンチックな感じだけど、私ならそんなまどろっこしいのはパス。好きならそんな小細工しないで、電話番号交換すればすむこと。だって結局二人はそういう事で再会はできず、連絡も取れないまま、お互いに別の異性との結婚が進んでしまうんだ。それで最後の最後にお互いが探しあってなんて、その婚約者たちはいい迷惑だよね。結婚ドタキャンになっちゃうじゃん。
ハッピーエンドな話だけど、こういうのって実際にはあんまりありえないよね。映画だからロマンティックって思うだけであって。でもね最初は運命に任せようなんて思っていたけれど、最後は自分たちの手でなんとか再会したいと努力をするわけ。つまり運命や偶然も必然に変えるというわけなんだ。
まああまり深く考えるより、こんなことがあったらいいよなぁっていう簡単な気持ちで見るほうが楽しめると思う。クリスマスにはいいかもしれないよ。
【STORY】
クリスマス前のニューヨークで、それぞれの恋人へのプレゼントを買おうとデパートへ行く。そこでジョナサンとサラは出会う。それは偶然に同じ手袋へ手を伸ばしたからだ。2人は手袋を譲り合っているうちに惹かれ合うものを感じ、カフェ「セレンディピティ3」でお茶をする。2人は運命を感じはじめているが、サラはこれが本当の運命なのか試そうとする。しかし偶然は訪れないまま数年経つ。ジョナサンは婚約し、サラはミュージシャンの恋人からプロポーズされていた。だが2人はお互いのことを忘れられないでいた…。
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