恋は邪魔者
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

原題 DOWN WITH LOVE
2003年 アメリカ・ドイツ公開
上映時間 101分
監督 ペイトン・リード
出演 レニー・ゼルウィガー/ユアン・マクレガー
お勧め度

ちょっと借りる前に嫌な予感がしたんだ。それでずーっと借りないでいたんだけど、でもせっかくだからと思って今回チャレンジしてみたんだけど、嫌な予感は当たった。
コメディで笑えそうな雰囲気があるんだけど、レニーの大げさな演技がどうもひいちゃって私としては駄目。衣装とかは60年代のかわいらしさが出ていて、そういう意味では楽しめるんだけど、どうも話しにのれないんだよね。それにユアン・マクレガーが、アイランドの時はかっこいいと思って見ていたんだけど、この映画ではなんかあまりあっていないような気がしちゃって。
この映画は思うに、私のように駄目だと思う人と、とても楽しかったと思う人と両極端のような気がする。笑いってちょっと過剰になる部分ってあるじゃない?それが過剰すぎて、しらけちゃったんだよね。かといって怒り心頭というわけではないんだよ。笑いって難しいよねぇ。というか、私のようにいまいちと思う人の方が少ないのかもね。だって結構みんなこの映画お勧めしているし、私くらいじゃない、あまり楽しくなかったっていう感想の人って。
前半は恋をしない女の代表みたいなバーバラを本気にさせて、恋するじゃないかって暴露して恥をかかせてやるっていう、実にせこい仕返しで、女たらしのキャッチャー・ブロックが奮闘する様が描かれているんだ。そのあたりは笑える味付けなんだけど、もとはと言えば、お前が女を口説くのを優先させて、バーバラとの仕事の約束を何度もドタキャンするのがいけないんだろうっていう、自業自得の部分での逆恨みだと思うんだよね。だからちっとも感情移入できないんだよなぁ。
ただこの話の年代は1962年のニューヨークなんだ。その当時女に恋は必要ないという自立を訴える本としてこれが売り出されるという設定なんだ。だからこういう時代での話しと理解してから見ないと、いまひとつ意味がわからなかったりするかも。
後半はかなりの大どんでん返しが待っているのだけど、それで終わればまだしも、だらだらとそれを引っ張っていくので、私としてはじれったくてイライラしちゃったんだよね。面白いといえば面白いのかなとは思うんだけど、あとは好みの問題かもしれないな。という事で私の感想は当てにならずと思ってね。
【STORY】
女流作家バーバラ・ノヴァクは『恋は邪魔者』という本を出版する。男性誌のノウで取り上げてもらいたいと、雑誌記者のキャッチャー・ブロックに依頼するが、彼は女性を口説くのに忙しく、バーバラとの約束を何度もドタキャンする。怒ったバーバラは奮闘して本を売り、一躍ベストセラーとなる。女性たちの支持を得たバーバラは、テレビでキャッチャー・ブロックを批判する。キャッチャー・ブロックはバーバラを自分に惚れさせることにより、本の内容は嘘という事を暴露してやろうと、バーバラにわなを仕掛けることになる。
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