レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ファンタジー

原題 Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events
2004年 アメリカ・フランス
上映時間 109分
監督 ブラッド・シルバーリング
出演 ジム・キャリー/ジュード・ロウ
お勧め度

ファンタジーって苦手なんだけど、この映画いっつもレンタル中でさ、それも20本くらい並んでるのに、いつも全部レンタル中だったんだ。だからそんなに楽しいのかと思って、借りてみたんだよね。
悪くはないと思う。ファンタジーだと思えば、とくに腹正しいことはないよ。3人の子供たちのキャラクターもいいし、みんなかわいいしね。私のツボは末っ子のサニーだよ。まだ喋れないのに、赤ちゃん語なのにちゃんと影の声があって、それがおかしいんだよね。
タイトルの通り、不幸せな話なんだ。火事で焼け死んだ親の財産を狙った、強欲な親戚のオラフ伯爵が、3人の子供たちからお金を奪いとろうとするのだよ。それを3人が力をあわせてなんとか逃げ出すという話。オラフ伯爵って結構残酷なんだよ。子供たちが列車にひかれるようにしようとしたり、もちろん子供むけファンタジーだから、グロイ話ではないけれど、どんなにオラフ伯爵を追い払っても、また登場するんだよね。まさに不幸せな出来事が次々と起こるわけさ。不幸の話といっても、なんというのか心底かわいそうと思う気持ちが湧き上がるほどでもないので、ある程度安心して見れる。家族で見れる映画ではある。ただこの手の映画は好き嫌いが分かれるかもね。
映像はすごいよ。ホントファンタジーの極みといったらいいだろうか。美しい絵本から飛びでた映像という印象。
私としては、悪くはない。見て損したとも思わない、だけど期待以上ではなかったかなという感じ。
【STORY】
ボードレール家の三人の子供たちは、長女のヴァイオレット、長男のクラウス、末っ子のサニー。ある日自宅が火事になり、両親が死んでしまう。身寄りがなくなった3人は遠縁のオラフ伯爵に預けられることになる。しかしオラフ伯爵の目当ては自分たちの遺産だと気づくのだった。
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