SAW ZERO
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

原題 Saints-Martyrs-des-Damnés
2005年 カナダ公開
上映時間 115分
監督 ロビン・オウベール
出演 フランソワ・シュニエ/イザベル・ブレ
お勧め度

あまりにも意味がわからなかった映画だ。いやねデビット・リンチの映画のような難解っていうわけじゃないんだよ。なんか全体的につまらなくて暗いし、細部に渡って疑問が生じたんだけど、それをもう一度見直して解明したいという気持ちがわかないんだ、だからいったい何が言いたかったのか、さっぱりわからなかった。
あとから思うにいったいあれはなんだったのか?なんていうものもあり。タイトルにだまされて借りたのが失敗だった。だってさ『SAW ZERO』なんてつけるんだもん。確かにTSUTAYAの棚には『SAW』とは全く関係ありませんと書かれていたよ、そのわりに『SAW』『SAW 2』のDVDの横に並べておいてあったけど。違うものとわかってはいても、ちょっとだけ期待したのが間違いだった。『パズラー』で失敗した教訓が生きていない私である。
最初は幽霊が見える霊感の強い男の話で、その手の幽霊ネタかと思っていたんだよね。その村では失踪者が相次ぎみたいな話だったから。幽霊がさらっていったのか?とか思っていたらどうも違う。
意味がよくわからないで見ていたので、解釈も間違っているかもしれないのだけど、ここから先ネタバレ→(何で失踪者が出るかというと、頭のいかれた医者が自分のクローンと母のクローンを作り出した。でもってなぜかせっかく作り出したクローンを殺す。それによりその殺されたものが霊のように現れる。このあたりがさっぱりわかんないんだ。この解釈でいいのか????ついで化け物みたいなものまで登場するんだけど、あれはいったい何者?失踪者をつぎはぎして作った化け物なのかな?なんのために?意味わかんねぇーよ。そして主人公も実はクローンだった。それゆえ彼は自分とそっくりクローンを殺したのだけど、あと一人いるクローン人間、それはなんと恋した女の子供として生まれた子供だった。さすがに子供は殺せないと思った彼は、お前が代わりに生きろ、俺が死ぬ。これでこの世から何人もいる自分のクローンはいなくなった、めでたしめでたし????)やっぱり意味がわかんないよ。
というかこの映画は、いろんな話がたくさんあって、どれも中途半端で、つながっているようでつながってなくて、意味を理解することができなかった。誰か私にこの映画のストーリーを最後まで教えてちょうだい。と言いたい。
映像も暗いというか、シアンがかった色彩で、空の色なんて青緑だよ。
それにフランス語だからさ、どうも私には合わないよ。←それだけかい。
【STORY】
タブロイド紙記者のフラヴィエンは、失踪者が続出しているという田舎町にカメラマンとともに取材に行く。そして到着した日に一緒に同行していたカメラマンが行方不明になってしまう。しかし住民は誰一人として口を開かない。
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