ハンニバル・ライジング

Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション [DVD]原題 HANNIBAL RISING
2006年 劇場公開
アメリカ・イギリス・フランス制作
上映時間121分
映倫 R-15
監督 ピーター・ウェーバー
出演 ギャスパー・ウリエル/コン・リー

お勧め度 ★3つ

『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッドドラゴン』と続けてみてきたものにとっては、レクター博士のルーツ物語である、この『ハンニバル・ライジング』は非常に楽しみな作品でした。だけどいたるところで賛否両論、それでも見なくてはと使命感に燃えて(?)鑑賞しました。

この映画ががっかりする理由というのが、今までのハンニバル・レクターという人間のキャラクターが、私を含めた鑑賞者の中に出来上がっているものと、この映画で描かれている彼の生い立ちや、それに伴うトラウマなどにより、あのような狂気のカニバリズムになってしまったというのが納得いかないんですよね。

だって幼少期の戦争での悲惨なトラウマが、彼を復讐に駆り立て、そして殺人鬼を作り上げてしまったなんて、あまりにも当たり前すぎて、何もレクター博士じゃなくてもよかったのではと思わせてしまったのが敗因の原因ではないでしょうか。 だってこの手の映画を多数見ている人にとっては、そんな理由というのは日常茶飯事のようにでてきますので、レクターお前もか?と思ってしまったんですね。

レクターという人間は、普通の感覚では想像もつかないような怪物であったように思うのです。なので彼には超人的な理由があって欲しいという願望があり、その期待を裏切ってほしくないという、超我侭な私の理由が存在します。まぁ世間一般では、レクターの幼少期のトラウマは、怪物を生み出すのに十分という見方もあり、私が異常なのかもしれませんが。

青年期の彼と、大人になってからの怪物の彼の間には、深ーい川が流れているように思います。きっかけがあれであり、復讐により殺人を犯しているうちに、彼のキャラクターが出来たというのが、あまりに飛び越えていて、その溝を説明してくれない限り、たぶんこの映画には納得いかない気がします。世の中には理解不能な殺人鬼が存在します。それらを作りだしたのが幼少期のトラウマという正統派のオチではなく、どうにも理解できない天性の持って生まれた何かを描いて欲しかったというのが、この映画を見ての感想でした。

かなーりレクターについて語ってしまいました。(笑)
羊たちの沈黙などを見てない方は、殺人鬼の出来るまでという普通の映画としては楽しめるかもしれませんね。

【Story】
1944年のリトアニア。戦争で両親を亡くしたハンニバルは、幼い妹ミーシャと2人で山小屋に隠れ住んでいた。ある日ドイツの逃亡兵達が山小屋を乗っ取り、妹ミーシャは彼らに殺されてしまう。その後成長したハンニバルは、パリの叔父のもとへと向かう。しかし叔父はこの世を去り、未亡人の日本人女性レディ・ムラサキが、ハンニバルを迎えた。
Date : Wednesday 5th September 2007 08:05
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オーメン18エンジェル

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オーメン18エンジェル原題 THE EIGHTEENTH ANGEL
1997年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 88分
監督 ウィリアム・ビンドレイ
出演 クリストファー・マクドナルド/ レイチェル・リー・クック

お勧め度 ★1つ

またまた『オーメン』の便乗バージョンを見た。これももちろんダミアンとは関係ない。タイトルこそオーメンの文字があるけど、別の話。でも出てくる人物に"ダミアーノ"っていうやつが出てくる。すごいよ、ここまでくると。

ボストンで音楽教師をしているスタントンは、妻とルーシーっていう美しい娘のいる幸せな家庭を築いているんだけど、ある日妻が謎の死を遂げてしまうのだ。なんか怪しげな教会の神父もどきを取材に行ったのが原因で、死のダイブをしてしまう。

そんなとき、母が亡くなって情緒不安定な娘ルーシー。あまりの美しい美貌に、モデルとしてのスカウトがたくさんやってくる。父は反対したものの、気分転換もかねて、さらに父も仕事でイタリアに行かねばならない話が舞い込み、二人でイタリアの地に行くのだ。

そこでーまあ数々の悪魔の呪いが…。というかカルト教団みたいな怪しげな教会があり、そこでくり広げられる黒魔術のような儀式。それにルーシーが必要なんだな。18人目のいけにえとして。狙われるルーシー、それを救いだそうとする父との戦い。

一応悪魔ものの話ではあるし、それに666の数字も一応こじつけ程度には出てくる。というか、イカレタ神父の暴走というか、例の○○教団みたいな話なんだろうねぇ。みーんなマインドコントロールで狂っているし、悪魔が美しかったら、きっと悪魔が君臨できるという、どう考えても狂った考えの神父を崇拝する皆々。

オーメンはパパが悪魔の子ダミアンを自分の手で殺さなくてはならない苦悩の物語だが、これは悪魔のいけにえにされかかる我が子を守ろうとするパパの話だ。

画像は暗いし、なんか画質も悪く、というか伸びたビデオテープみたいなのを借りたからなのかもしれないが、暗いけど怖くはない。じぇーんじぇん、怖くない。なので便乗バージョンを見てやろうと思う人以外はやめておいたほうがいいかもね。というかオーメン好きな人はがっくり度100倍。でもルーシー役のレイチェル・リー・クックは美少女だよ。

そういえば便乗バージョンは、まだまだあって、昔のTSUTAYAにはもっとたくさんあったの知ってるんだけど、今のTSUTAYAにはここまでしかないんだよね。別の支店に行ったらあるかな?確かオーメン予兆とかそんなタイトルのやつもあったよねぇ。こまでくるとみんな制覇してやろかくらいの勢いだけど、ここらでやめといたほうがいいのかも。

【Story】
音楽教師スタントンは妻のノラと美しい娘ルーシーと平和な家庭を築いていた。ある日ノラが突然の転落死してしまう。最後にノラと会った人物は、18人の天使をいけにえとしてささげると、美しい悪魔がこの世に誕生するという考えの神父だった。
Date : Wednesday 9th May 2007 14:20
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新オーメン

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新オーメン【字幕版】原題 DEVIL'S CHILD
1997年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 90分
監督 ボビー・ロス
出演 キム・デラニー/トーマス・ギブソン

お勧め度 ★1つ半

この新オーメンってリメイクのオーメンではなくて、オーメンに便乗した作品。1997年の作品だし。なので別にダミアンは出てこないよ。なんとも便乗した作品であっても、これはいただけない。というかこれだけかい?っていう終わり方なんだよね。

物語はニッキーが14歳の時に、屋根から落ちて瀕死の重傷を負うんだ。だけど奇跡的に助かり、それから大人になったニッキーはカメラマンとして生きていた。そんなある日病気の母親が亡くなり、母は臨終前に何か言いたげだったのだけど、それが何かわからず死んでしまう。そのあとからニッキーの周りでは不審な死が起こったりするんだけど、自分の家の前の家に住むアレックスといい仲になる。まぁ俗に言う運命的なめぐり合わせというのか。自分の命を救ってくれた彼なわけだ。

それにニッキーは子供の時の事故で、子供が産めない体になっていたのにもかかわらず、アレックスと付き合うようになってから、子供が奇跡的に授かるという。

ネタバレ→(結局アレックスが悪魔なんだけど、彼の子を妊娠するのよ。悪魔の目的はそれかよ。アレックスは妊娠できないと思っていたから、一瞬産むかか産まないか悩むんだけど、結局友人の薦めもあって、産むんだよね。オーメンでも身近な人が悪魔の手下だったという展開があるけれど、これも親友だと思っていた人間も悪魔と取引した人間で、ニッキーに悪魔の子供を産ませる手助けをしていたというわけ。

当然アレックスは自分の子だから悪魔の子として育てるつもりなのさ、でも息子を悪魔から守るためにニッキーは教会へいく。そして神父さまに洗礼を施してもらう。一応悪魔が阻止しようと教会が崩れそうになったりするんだけど。でも洗礼受けたらそれでおしまい。えっ、悪魔ってそんなもんで去っていくわけ?なんだよそれ。
)

まあその不審な死の連続は悪魔の仕業とニッキーはだんだんと理解していくんだけど、その原因はママにあったという。ママが昔に、瀕死のニッキーの命を助けてもらうために、悪魔と取引したみたいなんだよねぇ。それもかなり強引な展開なもんだから、ちょっと無理があるんでねぇーの?それも終わり方があっという間でさ、いよいよこれから悪魔との対決かーって思ったらおしまい。ええっー、悪魔弱ーいって思っちゃった。そんなんでいいのかぁ?

いくら便乗作品でももう少しなんとかならなかったものか。でもここまでくると他の便乗作品も全部見てみようかという気になっている私。次はオーメン18エンジェルとかいうのに挑戦しよう。

【Story】
ニッキーは、幼少の頃の事故が原因で子供を産めない体となっていた。ところが、ある日彼女は妊娠していることが発覚する。彼女は、事故の際に母が悪魔と取引していたことを思い出す。
Date : Monday 16th April 2007 21:04
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ホステル

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ホステル コレクターズ・エディション 無修正版原題 HOSTEL
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 93分
映倫 R-18
監督 イーライ・ロス
出演 ジェイ・ヘルナンデス/デレク・リチャードソン

お勧め度 ★2つ半

怖い映画だ。いや気味の悪さとかそういった怖さではなく、リアリティがありそうなのが怖い。世界のどこかにはこういった場所が存在しそうという怖さ。もしもそこに足を踏み入れたらと思うとね。なんでも監督はこういった拷問殺人クラブがタイに存在するというのを知って作ったらしいのよ。本当か嘘かわかんない拷問殺人クラブ。

私さこれ見ていると、バックパッカーって憧れる部分ってあるじゃない?現地の人と密になってなんていう。決しておのぼりさん旅行とは違った旅気分が味わえるというのか。でもこれ見ていたら、私おのぼりさんでもいいや。高級ホテルで安全にそして規則正しい旅行でいいやって思った。

前半は男たちにしたらウハウハなんだろうが、後半は怖いよー。チェコスロバキアという国がどんな国か知らないけど、チェコに行きたくないって思ってしまった。クレームこなかったのだろうか?

アメリカ人で大学生のジョッシュとパクストンは、アイルランドからきたオリーとともにヨーロッパの旅をしていた。3人は旅先でいい女を見つけること、旅の恥は掻き捨てみたいなところもあり、あわよくば現地の女とよろしくやろうという気満々。

そんなときにスロバキアにあるホステルに、快楽のホステルというのか、いい女がたくさんいてすぐに寝てくれる夢のようなホステルの場所を聞いて、下心満点で出かけていく。そして実際はその通りで、いい気分を味わっていたのが、天国から地獄に突き落とされるできごとが。

突然オリーがいなくなり、そしてジョッシュも。なんと二人は拷問殺人クラブにつれていかれ、数々の拷問が…。痛いよ、ものすごい拷問なので、これって確かにR-18だと思ったくらい過激。

アメリカ人はいい獲物なんだと。お金を払ったら、好きな拷問していたぶれるのがこのクラブ。その獲物はアメリカ人だと高い。怖いよ、実際にこういう拷問クラブがあるかもしれないって。パクストンは逃げられるのか否か?タランティーノが監修しているからかどうなのかわかんないが、日本人も出てくる。平和ボケした日本人は危険な国に行ってはいかん。そして拷問にも増して怖いのが、子供。金のためだったらしらっと人を殺す。世界にはこういう国があるのかもと思うとぞっとする。とはいっても実際のチェコという国がそうであるというわけではないが、日本から見ると東欧の国ってどんな国かよくわかんなかったりするから、そこがまたありそうで怖いのだ。

それにしても私こういう拷問ホラー駄目だ。ゾンビが一番駄目だけど、拷問も駄目だ。殺すならスパッと殺してくれ。

【Story】
バックパッカーをしながらヨーロッパを旅行しているアメリカ人のパクストンとジョッシュ。アイスランド人オリーも加わり羽目をはずす。オランダのアムステルダムに滞在中、アレックスという若者から、スロバキアのホステルに快楽をすべて提供するところがあると聞かされる。さっそくそこへ向かう3人だった。
Date : Saturday 14th April 2007 07:27
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ソウ3

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ソウ3 DTSエディション原題 SAW III
2006年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 108分
映倫 R-15
監督 ダーレン・リン・バウズマン
出演 トビン・ベル/ショウニー・スミス

お勧め度 ★4つ

まず最初に言いたいのは、この映画を観るならSAW1とSAW2は観ていることが前提かと。もし話を忘れてしまったなら、もう一度復習してから観ることをお勧めする。というのもこれって前作2本見てないとさっぱり話しがつながらないと思われる。前作で謎だった部分が解明されたりもするので、これ単品でみても面白さは半減。

でもって前作を見ていたとしても、今作は前作に比べると落ちるねぇ。B級ホラーほどではないし、ある意味知的ホラーっていうのはあるんだけど、なんていうか前作よりただグロくなったというだけの気がしないでもない。さらに痛さ倍増だった。SAWが世の中に出たときは、うーんやられたという部分が大きく、グロさというより、観ているものを騙すトリックのすばらしさが大きかったんだよね。それがパート3まできたら、単純にスプラッターじみてしまって残念だよ。残酷描写が最大級。

一作目は犯人が誰かわからない楽しさがあったけど、これはもうすでに犯人はわかっているので、いかに見せていくかは難しいのかもしれないねぇ。きっとパート4もできるよねぇ。たぶん私は見ちゃうと思うけど。

今作はジグゾウとアマンダとの関係なども見せてくれるのだけど、二つの話が平行して描かれるので散漫になってしまっているのかなと思う。とりあえずラストは想定範囲内だけど、ひっくり返す部分もあるし、そこそこ楽しめるかとは思う。しかし痛いの駄目な人は絶対に観れないと思う。拷問映画だからさ。

【Story】
女性外科医リンは何者かに誘拐され、リンが目覚めると、目の前にはジグソウがいた。アマンダがリンに言い渡したゲームは、ある男のゲームが終わるまで、ジグソウを延命させること。その頃食肉工場の地下室で一人の男が目を覚ます。彼はひき逃げでわが息子を失った父親ジェフだった。
Date : Thursday 5th April 2007 00:55
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THE DESCENT

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THE DESCENT原題 THE DESCENT
2005年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 99分
映倫 R-15
監督 ニール・マーシャル
出演 シャウナ・マクドナルド/ナタリー・メンドーサ

お勧め度 ★2つ半

この映画結構評判いいみたいだったし、すごく怖いという感想もあったので、観てみたんだ。だがたいして怖くなかった。というより、私はオカルトホラーって好きだけど、どうも嫌なのがゾンビ系なのだ。わけのわからない生物がうようよ出てきてというのは好みでない。なのでちっとも怖くなかった。

最初はよかった。女6人で地底の探検に出かけ、そうしたら落石のために洞窟に閉じ込められる。みんななんとか出口を探してまわるが、そのうちにパニックになっていくという心理的恐怖なのかと思った。だがそうではなかったんだよね。そういう部分というか、女同士のドロドロした感情とか、そんなものもあるにはあるんだけど、あの地底人というのかへんてこゾンビがうようよ出始めて、思い切り興ざめ。

ネタバレ→(最後は夫と不倫していたとされる愛人に復讐かよ。確かにジュノは皆に黙ってこんな危険な洞窟の冒険に誘ったし、サラの夫とはどうも不倫してたみたいだから、憎い女なのかもしれないけど、最後の最後にあのゾンビの餌食にくれてやるというか、サラってひどい女だよ。それになんとか抜け出したのかと思いきや、抜け出せなかったっぽいし、どうなってしまったのかはっきりしない終わり方。)

巷ではとっても怖い映画という評価みたいだよ。

【Story】
冒険好きのサラは、交通事故で愛する夫と娘を失ったショックから立ち直れずにいた。そんな彼女を励まそうと、友人たちが冒険旅行に誘う。ジュノが企画したのはアパラチア山脈奥地の地下洞窟探検。
Date : Saturday 31st March 2007 00:09
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2

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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2原題 FINAL DESTINATION 2
2003年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 90分
映倫 R-15
監督 デヴィッド・リチャード・エリス
出演 アリ・ラーター/A・J・クック

お勧め度 ★3つ半

それでこれが前作に続くパート2。前作もとても楽しかったけれど、これはまあまあかな。パート2にしてはいい出来かと思う。前作に出てきた人も出てくるし、一応話の続きではある。なのでパート1を見てからの方がいいかもしれないね。

前回は飛行機、今回はハイウェイでの玉突き交通事故だ。交通事故も凄まじい。丸太がゴロゴロ落ちて、それがぶつかり、あっという間の大事故に発展。あれだけすごいと飛行機大爆発並の大事故だよ。これも前作と全く一緒、予知夢ね。で結局この事故を回避しても、いつかは死ぬというのも変わらない。ただ前作より死に方がパワーアップしている。

というのもなんとか死を回避したかに思えたその瞬間、えっ?即死かよ!みたいな死に方になるの。前作もそうだと言えばそうなんだけど、それがよりいっそうすごい。なんだかあまりの死に方というか、不運は続くみたいな感じで、運が悪いよねーというような偶然が重なっての死に方には、なんだか感心するほどのもの。

派手な死に方とスピード感であっというまに90分は過ぎていく。この手のシリーズが好きな方は楽しめるかと思う。ただグロイのが駄目な人は無理でしょうね。

【Story】
キンバリーは友人たちとドライブに出かけた。しかしキンバリーはハイウェイ事故の予知夢を見る。そしてキンバリーは事故を未然に防ごうと、自分の車でハイウェイの入り口を封鎖したが…。
Date : Saturday 17th March 2007 00:37
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ファイナル・デスティネーション

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ファイナル・デスティネーション 特別版原題 FINAL DESTINATION
2000年 劇場公開
アメリカ制作
上映時間 97分
監督 ジェームズ・ウォン
出演 デヴォン・サワ/アリ・ラーター

お勧め度 ★4つ半

ファイナル・デッドコースターを先に見た私だけど、この映画がパート1。
これもかなり面白かった。パート3はジェットコースターに乗る前に予知夢だつたけど、これは修学旅行に行くために飛行機に乗り込む学生。そこでアレックスは飛行機が大爆発する夢をみる。

突然この飛行機は爆発するなんて、飛行機の中で騒いだら、そりゃあ強制的に外に連れ出されるよね。自分から降りるというより、騒ぎがでかくなるので、職員に連れ出されてしまって、次の便で行くことになってしまった途端、大爆発よ。

それでたまたま飛行機に乗らなかった7人が、そのあと死という運命は変えられないと、次々に順番に死んでゆくのさ。13日の金曜日のジェイソンとか、そういう殺人鬼が命を狙うわけではなく、死の運命というどうしようもないものに殺されるというのが、なんとかしようがないもどかしさを倍増させている。それをなんとか回避しようと四苦八苦するけれど、運命を変えるのはなかなか大変なのよね。

DVDにはもうひとつのエンディングが収録されていて、私はあれより現エンディングがいいと思っている。というのも別の方が少し複雑な終わり方。現エンディングの方がさっぱりすっぱりって言う感じで、やっぱりオカルトホラーはこういう単純さがいいんだよなって思った。

ということで、結構楽しめるので是非に。

【Story】
フランスへの修学旅行に行くアレックスだったが、自分の乗る飛行機が大爆発する夢を見る。恐怖にかられたアレックスは、この飛行機は爆発すると叫びパニックになる。結局アレックスと混乱に巻き込まれた数人を残して離陸した飛行機は、実際に爆発してしまう。
Date : Friday 16th March 2007 00:34
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プロムナイト

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プロムナイト DVD-BOX原題 PROM NIGHT
1980年 劇場公開
カナダ制作
上映時間 93分
監督 ポール・リンチ
出演 ジェイミー・リー・カーティス/レスリー・ニールセン

お勧め度 ★1つ

ひさしぶりに面白くないと断言する作品に出会った。腹が立つほど出ないが、借りてきて失敗なのは確か。1980年の作品だからというわけでもない。古い作品でも面白いのはいくらでもあるしね。

これ見て思ったのは、外人ってすごい老けるのが早いと思った。というか、高校生の設定なのに、あまりにみんな年寄りの顔。30代かよって思ってしまった。化粧のし過ぎなのか、あの時代のファッションがそう見えるからなのか、大人っぽいを通り越して老けてる。ババァだ。

で肝心のオカルトの中身だけど、お粗末だ。『キャリー』もどきというのか、いじめみたいな形で死んでしまった少女。そのときに追い詰めた子供が成長して、次々に死んでゆく。いったい犯人は誰だ?すぐに想像できちゃう。それを差し引いても、怖さが全くない。まじで最後まで見るの辞めようかと思ったんだけど、やっぱり一応犯人の顔を見届けるまでと思って我慢して見た。このプロムナイトってパート5までているから、私は面白いのかと思ったんだよね。ほらパート1が面白くて、あとは尻つぼみっていうのはよくあるじゃない?だけどパート1がこんなに面白くないなら2以降は見ないよなぁ。それとも2以降はおもしろいのか?

【Story】
廃校で一人の少女が、4人の友達とおにごっこの最中、彼らの追い込みにより死んでしまう。それから数年後、そのことを秘密として誓い合った彼らは高校生となりプロムを迎えようとしていた。
Date : Saturday 10th March 2007 00:00
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インタビュー・ウィズ・シリアルキラー

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インタビュー・ウィズ・シリアルキラー原題 THE RIVERMAN
2004年 テレビメディア
アメリカ制作
上映時間 91分
監督 ビル・イーグルス
出演 ブルース・グリーンウッド/ケイリー・エルウィズ

お勧め度 ★3つ

話そのものは、羊たちの沈黙に似た話。それを実在の事件になぞらえたものといったらいいのかな。1982年にシアトルで起きたグリーン・リバー殺人事件というのかあるが、犯人がなかなかつかまらない。そんなときに昔警官、今犯罪心理学者というケッペルに、昔逮捕したテッド・バンディから捜査に協力したいという手紙がくる。そこでケッペルはテッドに会うのだけど、二人で会っていると、自分も彼の狂気の世界に引きずり込まれそうになる。

私はそれで狂気の世界に引きずり込まれて、ケッペルも連続殺人犯になっちゃうのかと思ったんだけど、ぎりぎりのところで持ちこたえている。デッドの目的は死刑が決まり、自分は捜査の役にたつというのをアピールできたら、もしかしたら死刑がなくなるかもと思っての打算があり、ケッペルは未解決事件を解決したいという思いがある。

これって最初の目的は、グリーン・リバー事件の解決のためという筋があったのに、なぜか途中からテッドの今までの犯罪の方に話がシフトしてしまったのは何故?

ラストもあっけなくて、結局今までのやり取りは何なんだろうか?という消化不良が残った。
ネタバレ→(だってグリーン・リバー事件の犯人はあっけなく最後にはつかまり、それもテッドが推理した犯人像とは全然違うものだった。さらにテッドの死刑は延期されることもなく執行されるしね。)

ただこういうシリアルキラーといわれるサイコな人と接していると、自分もおかしくなるというのはよくわかるよ。だってずーっとそのおかしなことを聞いていたら、自分が正しいと思っていたことが本当に正しいのかって?って思っちゃうというか、マインドコントロールの状態みたいになっちゃうだろうし。

とくにケッペルのようにのめりこむタイプは、度が過ぎてしまうというのか、別にサイコな人と接しなくても、そういうのめりこみやすいタイプの人っているじゃない?そういう人は、ある意味マニアックな才能を開かせるけど、やりすぎるとどんどん暴走する。ブレーキが利かなくなって、自分でもそれがおかしいと気がつかないってことになる。

実際のテッドの事件とかグリーン・リバー事件は、解決済みだけど、世の中には連続殺人に快感を覚える人が数多くいると思うと怖いねぇ。って、映画の感想でなくなってしまったか?

テレビメディア公開なので、テレビとして見ればまずまずの作品なのかもしれない。それにしても邦題がなんともだし、DVDのパッケージがいまいちで、これ見るのに躊躇した部分大有り。

【Story】
1982年シアトルで発生したグリーン・リバー連続殺人事件は、犯人がわからず現代まできていた。そんな時犯罪学者ケッペルのもとに、10年前ケッペルが逮捕した連続殺人鬼テッド・バンディから捜査に協力したいという手紙が届く。
Date : Tuesday 6th March 2007 00:15
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