エミリー・ローズ
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > オカルト・ホラー

2006年 アメリカ公開
上映時間 120分
監督 スコット・デリクソン
出演 ローラ・リニー/トム・ウィルキンソン/ジェニファー・カーペンター
お勧め度

オカルト映画というカテゴリーだけど、どっちかというと法廷サスペンスみたいな感じ。つまりエミリーが死んだのは、病気なのに神父が悪魔に取り付かれたなどと言い、適切な治療を妨げたか、もしくは本当に悪魔に取り付かれていたのか?という裁判もの。神父に過失があるのかないのか?そこが論点である。
日本ではまず起こりえないよなぁと思った。霊の存在は法の前では立証はできないだろうし。でも似たような裁判はあるよね、この治療をすれば助かるとか言って、本来の医療行為を止めさせたりして、結局そのために死んでしまったとか。霊感商法的なものというのだろうか。
でもこのエミリー・ローズって実在の人物で、これって実話っていうのが驚いた。本当にこんな裁判があったんだね。これってエクソシスト的な雰囲気があるじゃない?だからホラーが苦手と思っている人は、予告編だけで観ないと思うんだけど、もったいないよなぁと思った。だってこれってすごくよくできた、法廷劇だから。
それにしても、ジェニファー・カーペンターがすごい。悪魔に取り付かれた様子なんて、まじホントにとりつかれたかと思うほどの迫力よ。午前3時というのは、悪魔が活動する時間っていうのをはじめて知った。日本で言うところの丑三つ時っていうことか。その時間になると不思議な現象が起きるんだけど、この映画観てから、夜中に目が覚めて3時とかだととっても怖いかも。
裁判の結果は映画を観てもらうとして、なかなか面白かった作品。
【Story】
神父ムーアが悪魔にとりつかれたというエミリー・ローズに、悪魔祓いを施した末、死に至らしめたとして過失致死罪で起訴された。彼の弁護には、野心的な女性弁護士エリンがあたることに。
comments
裁判結果は、無罪になると思っていたのですが有罪でしたね。意外でした。でも無罪同然のようで。
一人の人間の中に悪魔6人が入ってるなんて恐ろしすぎます。あぁ、わたくし霊感強くなくて良かった〜。「悪魔のイナバウアー」とコメントしてる方がいて、ちょと受けました、ウハッ。。
この映画は結構楽しく見れました。あまり怖いという印象はなかったですね。どっちかというと、どうやって霊の存在を法の前で立証していくのか?っていう分析に興味があったからかもしれないです。
ここらあたりが理系女なのかもしれないです。(笑)なので怖さを実感することはなかったですね。ただ3時という時間は、夜中に目を覚まして3時だったらやだなぁとは思いました。
昼間何でもなくて、夜に急に思い出して怖くなるってよくありますよね。私はあのサスペリア2の時がそれでした。夜鏡を見るのが怖くて仕方なかったですから。
悪魔のイナバウアーってよく言ったもんですね。確かにあのそりはすごい。(笑)