リバウンド
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > スポーツもの

2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 87分
監督 スティーヴ・カー
出演 マーティン・ローレンス/ブレッキン・メイヤー
お勧め度

マーティン・ローレンスというとビッグママの印象が強いのだけど、この映画はよくあるスポ根もの。話しは単純。大学のバスケットボールのコーチだったロイは、短気な性格で問題を起こして大学のコーチを解任されてしまうのだ。そこで復帰のために自分の母校の中学校のバスケ部のコーチを引き受ける事になる。これで優勝すれば、いいイメージがわいて大学のコーチに復活できるという計算があった。
それで弱小チームのバスケ部をコーチして、ついには最強のチームに作り上げるという、ホントひねりは全くない話しよ。それでもとくに腹立つわけでもなく、予定調和な終わり方は百も承知なので、私はそれなりに満足はした。というか最近はコメディにバカ笑いを期待してもしかたないし、この程度でも十分満足できる体質になってきたからかも。←どんな体質じゃ。
ただロイの性格がちょっと中途半端。短気ですぐに暴言はいたりしていたのが、なんとか優勝に導くためにそんな性格は押さえてという事なんだけど、それがかえって半端な印象をもたらしている。女好きで、選手のママにモーションかけるのもひかえめなので、このあたりもとってつけたような感じだしね。でも子供らにバスケを教えるときは、否定をするというより、子供たちのいいところを褒めて伸ばすという方法をとっている。そこんところはポイント高いかな。そのおかげで、子供たちは自分に自信をもち、成長していっている。
選手の子供たちは、一応個性的なのを取り揃えたという印象はあるが、あまりぱっとしない。強烈な個性というほどのものでもない。でも憎々しい子供ではないので、無難なキッズむけスポ根ものとしては、まずまずな作品かと思う。
【Story】
ロイは大学のバスケットボールのヘッドコーチであったが、短気な性格のため解雇されてしまう。ロイのエージェントは、大学のヘッドコーチに戻る方法として、ロイの通っていた中学校でのコーチを勧める。しかし中学校のバスケット部は弱小チームで試合に勝った事がなかった。
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