県庁の星
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2006年 劇場公開
日本制作
上映時間 131分
監督 西谷弘
出演 織田裕二/柴咲コウ
お勧め度

お役所の職員で、かつエリート公務員でもある野村は、研修と称して民間のスーパーマーケットに派遣される。ところがお役所業務と民間企業の違いというかギャップがものすごくて、スーパーのパートである二宮あきとは犬猿の中になってしまう。
冒頭に出てくるマニュアルって、お役所というか大企業って、確かにそういうのあるんだよね。こういう場合の対応の仕方とか、そういうのがぶっといマニュアルになっている。でかければでかいほどそういうのあると思うよ。ましてや県庁だしね。
野村はそんなマニュアル君だから、スーパーの満天堂のいい加減さというのが許せないわけさ。賞味期限切れ寸前の材料を利用して、安い弁当を作って売るなんていうのは、言語道断であきれ果てるわけ。その反面野村は臨機応変な対応というのができず、レジに立たせても客を怒らせたり不愉快にさせてしまったり。それじゃあ客はみんな来なくなるだろうっていう応対なんだよね。理屈捏ね回すし。
エリートの男とパートの女の恋を軸に、公務員をちらりと皮肉るスパイスがあり。堅物で融通の利かない公務員の野村も、あきと知り合い人間らしい心も取り戻していくし、スーパーの方も野村の提案したプランで、建て直しを図ることができ、双方のいいところを取り入れると、よりよいものが出来上がる。でも結局長いものには巻かれろっていうお役所の体質は変えられないといった皮肉もきいている。
でも織田君って、どうしても刑事の印象があって、仏頂面しても公務員に見えないんだよねぇ。柴崎コウもなんか顔がきついから、サービス業っていうのには不向きって顔だしねぇ。でもつまらなくはない。それなりに楽しいし悪くない一本。気楽に見れるし。ただ結構長いんだよ。130分はあるので短気な人は苦しいかも。
【Story】
県庁のキャリア公務員である野村聡。野村は民間企業との人事交流研修のメンバーに選出されることに。そして田舎のスーパーマーケットである満天堂に派遣される。しかも野村の教育担当となったのは、パート職員の二宮あきだった。書類に囲まれた仕事ばかりしていた野村は、スーパーではまるで役に立たず。二宮ともことごとく衝突してしまうのだった。
comments
何か良さそうな
映画なので
今度借りて見ます
またきます
そこそこ面白かったですよ。機会がありましたら、ぜひ見てくださいませ。(^^)