トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

2006年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 106分
監督 アンソニー・ルッソ
出演 オーウェン・ウィルソン/ケイト・ハドソン/マット・ディロン
お勧め度

モリー(ケイト・ハドソン)とカール(マット・ディロン)は結婚する。カールはモリーのパパの経営する会社で働いているが、パパはあまりカールのことが好きでない様子。カールの親友であるデュプリー(オーウェン・ウィルソン)は超マイペース男。辛いことは嫌いだし、かなーりいい加減。さらに自分中心にものごとを進めていくので、人がどんなに迷惑しているかは全くわかんない鈍感男。このデュプリーがカールの結婚のために、ボスに休暇の許可を求めずに休み、そのために会社をクビになってしまった。カールは責任を感じてしばらく間、新婚まもない我が家に泊めることになったことから大騒動に。
デュプリーがありえないくらいの自由気ままな人間で、人の迷惑は考えない。だけどオーウェンが演じているからかなぜか憎めないキャラになっている。最初は迷惑顔のモリーも彼はとてもいい人だということがわかると、なぜか夫のカールより親しげに。面白くないのはカールだ。
迷惑なことばかりするデュプリーは人気者で、真面目にやっている自分はなぜか義理のパパにもよく思われないし、妻はデュプリーと親しげ、ジェラシーがめらめらと。私が好きなシーンは、モリーとデュプリーが朝ごはんを食べるシーン。二人が妙に息があって、新聞を交換するところなんか、カールが嫉妬しちゃうのもわかるくらい。阿吽の呼吸。
デュプリーって犬みたいなんだよね。土砂降りの雨の中、ベンチにたたずんでいる姿とか、ありゃあ母性本能くすぐられるだろう。それに近所のガキんちょとも仲良くなったり、皆がデュプリーのこと好きなんだよね。社会人としては失格な面も多々あるんだけどね。
それにしても婿のことが気に入らないからといって、義理パパが婿であるカールにそれも新婚まもない彼にパイプカットの手術をさりげなく勧めるって言うのはどうよ。普通はありえない。カールじゃなくても、そんなこと言われたら自分は嫌われているって思うよね。そんな義理パパをマイケル・ダグラスが演じている。
ケイト・ハドソンはラブコメには欠かせないかわいさだし、あのキュートな笑顔を見ていると楽しい気持ちになれる。どっちかというとこれってオーウェンが主人公らを食った形で、オーウェンの映画だろうというくらい嵌っている。ラブリーなオーウェンファンなあなたは絶対に楽しめるかと。笑ってオーウェンにキュンとなって、気楽に見れる一本かな。
それにしても実生活でも、オーウェンとケイトって付き合っているんでしょう。かなりお似合いかと。マット・ディロンはアイドル顔だからかっこいいんだけど、だいぶ老けたよなぁ。
【Story】
2人だけの甘い新婚生活を送るはずだったモリーとカール。そんな時カールの親友デュプリーが仕事も家も失ってしまう。カールは少しの間だけ新居に居候させてあげることにした。ところが自由奔放なデュプリーに迷惑かけられっぱなし。2人の新婚生活はメチャクチャに。
comments