dot.ドット
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > サスペンス・ミステリー・スリラー

2005年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 96分
監督 ジェイミー・バビット
出演 エリシャ・カスバート/カミーラ・ベル
お勧め度

エロティックサスペンスというカテゴリーらしいのだけど、別にエロティックな場面はほとんどない。扱っている題材は結構重いのだけど、結局何がしたいのかよくわかんない話だった。96分だからよかったけど、ちょっと退屈しちゃうかも。
誰もがうらやむような家庭で育ったニーナ(エリシャ・カスバート)の家に、従妹のドット(カミーラ・ベル)が養子としてやってくる。ドットは聴覚障害者であり、最近たった一人の家族である父をなくし天蓋孤独になってしまったばかり。
ドットはいつも暗い顔をしていて、聴覚障害者であるからというのもあるけれど、誰ともかかわらない。いつも一人で食事をしているような子。そんなドットをニーナも最初は疎ましく思って意地悪したりするんだよね。そんなニーナの家庭は一見羨ましいような家庭なのだけど、内情はものすごいのだ。
こういった家庭はアメリカではたくさんあるのかもしれないが、私はごめんだ。そんな秘密を耳が聞こえないからとドットにそっと打ち明ける。つまり喋っても聞こえないだろうっていうことでね。これはニーナだけではなく、ニーナのお父さんもそうだし、同級生のコナーもそうだ。
自分の中に抱えている秘密って、ふとしたときに誰かに聞いてもらいたいって思うもので、そんなときにドットの存在があるって言うのは、都合がいいものなのかもしれない。
ネタバレ→(すごいよこの家庭。母は薬中でラりラリだし、父は我が娘と近親相姦。学校では人気者の男の子も、注意欠陥障害って病気持ちだったり。私がわかんないのは、結局ニーナが父親に乱暴されているのを助けようとしたドットは父を殺してしまう。それを母が殺したというふうになって警察に捕まるのは何故?母が罪をかぶったの?それとも薬中でラリっているからわけわかんなくなっていたのか?謎だ。誰か教えてほしい。)
そんなドットにも秘密がある。つまりみーんな秘密があるのよ。秘密の暴露の映画なのかと思うが、人の秘密を知って楽しいという印象がないのだな。というのも知られざる秘密とか、ええっーっていうような驚きの事実というよりも、そうなんだろうなってすぐにわかる秘密なので、意外性がない。でこの映画ドットの秘密が何であるか、それをいいたいがためのものなのか?
【Story】
はたから見ると幸せな家庭で、学校では人気者であるニーナの家に、耳の不自由なドットが養子としてやってきた。ドットがくることで、様々な秘密が暴かれはじめる。ある日のことドットは、ニーナが父親の殺害計画をひそかに計画していることを知ってしまい、なんとかニーナを引きとめようとするが。
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