恋人にしてはいけない男の愛し方
Category : 映画・DVD・ビデオ(ジャンル別) > ラブコメディ・ロマコメ

2001年 劇場未公開
アメリカ制作
上映時間 86分
監督 トミー・オヘイヴァー
出演 キルステン・ダンスト/ベン・フォスター
お勧め度

キルステン・ダンストって、若いころはとてもかわいいという印象があって、大人になると美人というカテゴリーではないのだけど、なんか魅力的という不思議な人という印象があった。私は決して嫌いではないもんだから、おお、キルステンの映画かと思って手に取ったのがこれ。
恋人のアリソンにフラれたバーク(ベン・フォスター)は未練たらたらで、ふられても思い続ける日々。ところがアリソンは、さっさと次の男をゲットしていたのだ。しかもふたり揃って、ミュージカルに出演することになって、なんとかアリソンと寄りを戻したいとい思っているバークは、バスケ部なのに自分もそのミュージカルに参加しようと決意する。そんな決意だけで参加できてしまうのが学生の部活なのだ。なんたってバークはバスケの練習にも出て、さらに演技の練習にも出るというハードスケジュール。これも愛ゆえのこと?というか、諦めの悪いイジイジ男というだけか。
とはいうものの、いきなり歌って踊るミュージカルができるはずもなく、悩むバークにいろいろと手助けしてくれるのが、友達の妹のケリー(キルスティン・ダンスト)だった。実はケリーはバークのことが前から好きだったんだな。だけどバークはしぶとくアリソンのことを思い続けているという。はたから見ると、アリソンなんかいつまでも追いかけてないで、ケリーの方がよっぽどいいじゃんじゃんかって思うのだけど、人の気持ちはそううまく切り替えられず、かなーり諦めの悪いバーク。
あまりにも未練たらたらなので、なんかバークにイライラさせられてしまって、最後には勝手にしろとしらけてしまった。こういう映画はお約束の展開なのはわかりきっているのだけど、引っ張りすぎて、最後にはどうでもよくなってしまった。
だから最後にどっちを選んでも、ふーんお幸せにって投げやり気分になってしまうのが、ラブコメディとしては失敗のような気がする。やっぱりイジイジ君には、女としては感情移入できないし、応援してやろうって気持ちに欠けてしまうよなぁ。
これDVDスルーみたいだから、たいして期待はしていなかったから、そんなに腹は立たないけどね。キルステンが歌を歌ったりするので、歌手キルステンを見れる作品である。
【Story】
恋人アリソンに振られたバーク。アリソンには新恋人がすぐにできる。その彼と一緒に学校のミュージカルへ出演するという。これを聞いたバークはミュージカルの参加を決めるが、演技は下手でダンスも踊れない。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、友人の妹であるケリーだった。
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